V-USBというソフトウェアだけでUSBを実現してしまおうという大胆なプロジェクトを追試したものです。V-USBの凄いのは、ATTINYのわずかなROM容量で、しかも内蔵RCオシレータでUSB(LowSpeed)の通信を実現してしまうところです。
その中のeasyloggerを実際に作ってみたものがこれです。
わずかこれだけの部品でPCからはキーボードに見える。タクトスイッチがスタート/ストップになっていて、1秒周期で2ピンの電圧をキー入力してリターンを押す動作を繰り返してくれるので、適当なテキストエディタやExcelを開いておくと勝手にログファイルが生成されるというものです。
写真では適当なCDSをつけてあるので、明るさに応じた値が出力されることになります。
ちなみに半田面はエポキシ接着剤を盛って固めてあります。しかし、経年変化で色が変わってしまっています。
当時に比べると、V-USBの製作例がずいぶん増えています。今度じっくり見てみたいと思います。