日本時間の昨日の夜(2012/9/5 23:42ごろ)、中米でM7.6の大きな地震がありましたが、これがHi-netの連続波形画像で見えています。
こちらの高感度版100トレース連続波形画像を見ると、
- 翌9/6の00:01頃に全国的にあまり時間差なく振動
- 0:02~0:03頃にかけて、少し弱い振動
こちらは北のほうから先に振動
一つ目との時間差は何なんでしょうか?
P波、S波にしては時間差が少なすぎる様に思います。 - 0:11~0:12頃にかけて、かすかな振動
こちらは今度は南から先に振動
0:01~0:03とは逆ルートで伝わってきた振動なのでしょうか?? - 0:15~0:16くらいにかけて、さらにかすかな振動(ほんとうにわずかです)
が見えていて、地球規模で地震の振動が伝わってくるのが見えていて興味深いです。
さらに、よ~く見てみると、 北の方では0:40くらいから、南の方でも0:46くらいから周期の長そうな振動が見えています。こちらは減衰しながら地域によっては1:40くらいまで長く続いていますが、早く収束する地域では1:00過ぎくらいには収まっています。収束の過程では地域によっては分単位の周期で振動したり収まったりを繰り替えしたりしている地域もあるようです。
どういう理由でこのような周期の長い振動が断続しながら起きているのかはわかりませんが、興味深いです。(このような波形が素人でもすぐに見える形で提供されているのは素晴らしいです・・・)
今晩改めてよく観察してみたいと思います。