MOUSERを見ていたら、Broadcomの開発キットが目に止まりました。
ST MicroelectoronicsのMEMSセンサを5つ載せたBluetoothセンサータグの開発キットで、IoTをターゲットにしているようです。
搭載しているセンサは
- ジャイロスコープ
- 加速度センサ
- 電子コンパス
- 大気圧センサ
- 温湿度センサ
のようです。iPhone用のサンプルアプリケーションとSDKがついてくるようです。価格はMOUSERで2643円と安価ですが、iOS系のデバイスは何も持ってないので見送ることにしました。
今ひとつ用途が思いつかないところではありますが、アウトドアスポーツやモータースポーツの道具に取り付けたりすると何か面白いことができるかもしれないですね。
Bluetoothではなくもっと距離の伸びる920MHz帯とかになれば、いろんな用途がありそうな気がします。
それにしても海外の半導体ベンダはこういうキット(SDK)を出すのが上手いです。『ハードウェア・ファームウェア設計の雛形まで用意するから、お客さん(システムベンダ、etc)はエンドユーザーに何を提供するかに注力してくださいね。モノ作りは雛形をちょっと手直しして中国に丸投げすればいいっしょ。』というメッセージが伝わってきます。言い換えると、『お客さんは自分の顧客価値の向上に注力してください。下回りは任せてください。』というスタンスです。そりゃあ、かつての日本の半導体ベンダの「デバイスは作ったから後は勝手にどうぞ」というのと比較するとどっちが選ばれるかは明白ですね。
はじめまして。突然のコメント失礼します。
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