故あって、Ubuntu17.1 MATE 64bit環境に16bitPICをターゲットとしてMPLAB-Xをインストールしました。
ダウンロードしたMPLAB-Xのtarファイルを展開すると、シェルアーカイブがでてくるので、これをスーパーユーザー権限で実行しても、
~$ sudo ./MPLABX-v3.20-linux-installer.sh 64 Bit, check libraries Check for 32 Bit libraries These 32 bit libraries were not found and are needed for MPLAB X to run: libexpat.so libX11.so libXext.so
となって、32bitライブラリをインストールするよう要求されます。・・・が、ここで表示されているものを素直にapt-getでインストールしようとしてもダメなのです。
じゃあ、どうしたらいいのかについては、こちらに記載があります。
~$ sudo apt-get install libc6:i386 libx11-6:i386 libxext6:i386 libstdc++6:i386 libexpat1:i386 パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下の特別パッケージがインストールされます: gcc-4.8-base:i386 gcc-4.9-base:i386 libgcc1:i386 libxau6:i386 libxcb1:i386 libxdmcp6:i386 提案パッケージ: glibc-doc:i386 locales:i386 以下のパッケージが新たにインストールされます: gcc-4.8-base:i386 gcc-4.9-base:i386 libc6:i386 libexpat1:i386 libgcc1:i386 libstdc++6:i386 libx11-6:i386 libxau6:i386 libxcb1:i386 libxdmcp6:i386 libxext6:i386 アップグレード: 0 個、新規インストール: 11 個、削除: 0 個、保留: 12 個。 5,061 kB のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 13.7 MB のディスク容量が消費されます。 続行しますか? [Y/n] (以下略)
ということで、パッケージ名の後ろに「:i386」をつける必要があったようです。わかってしまえばなんと言うことはないのですが、わからないと困りますよねぇ・・・。
ここをパスできれば、あとは再びシェルアーカイブを実行するとインストール完了です。併せて、XC16もダウンロードしたシェルアーカイブを実行してやると途中でライセンスファイル生成のためにNICのMACアドレスの確認ダイアログが出ますが、そのまま次へ進めてしまえばインストール完了です。