秋月にまた安価なLinux板が出ていたので、つい買ってしまいました。
今回買ったのは、Nano Pi NEO 512MB で、価格は1,680円。本家本元?のFRIENDLY ELECでは512MB版は$9.99のようなのですが、思い立ったら買えるということを考えると、高くはないかと思います。併せて、専用のヒートシンクも買ってきました。こちらは400円ですが、本家本元では$2.97。本家では、その他のオプションとして3Dプリントされたハウジングがあるようなのですが、こちらは残念ながら秋月にはありません。
とりあえず、秋月の商品のところにあるリンクを辿って、official-ROMsからUbuntu-Core 4.11 をダウンロード、Linux Mint 16のUSBイメージライタで8GBのMicroSDに書き込みます。シリアルコンソールとして、手持ちのUSBシリアル変換ケーブルをNano Pi NEOの基板上のシリアル端子に接続してGtkTermで115200bpsのN81で接続、Ethernetは適当にDHCP環境のルータに接続して、MicroUSBにて電源供給すると、U-BOOTのメッセージに続いてLinuxの起動メッセージがつらつらと出てきて、そのうち勝手にログインしてくれます。シリアルコンソールの場合には自動的にログイン状態になるようです。初めから DHCPクライアントも動いているので、シリアルコンソールにIPアドレスも表示されます。
コンソールのみですが、基本はUbuntuなので難しいことはありません。秋月からもリンクされているサポートページの「6 Work with Ubuntu-Core with Qt-Embedded」あたりに従っていけばOKです。とりあえず、お約束?の、
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade
あたりと、
$ sudo npi-config
でパスワードの変更あたりを実施。
$ sudo apt-get install avahi-daemon
とやると、別の linux マシンから
$ ssh pi@NanoPi-NEO.local
とやってログインできるようになります。(NanoPi-NEOはデフォルトのホスト名。npi-config で設定変更できます)
初めから avahi-daemon が入っていれば、イメージをMicroSDに書き込んで、とにかく起動して、しばらく待ってから
$ ssh pi@NanoPi-NEO.local
でログインできそうなのがちょっと残念かも。まあ、IPアドレス調べればいいだけなんですけどね。