最近、デジカメを新調してEOS R7を使い始めました。
そこで引っかかるようになってきたのが、画像の保存形式です。
HDRPQで保存すると確かにきれいなのですが、ファイル形式がHEIF(拡張子HIF)で保存されるので、PC上でファイルを探すのに苦労します。いまのところ、WindowsではキヤノンのDPP(Digital Photo Professional 4)でしか見れません。
そこでなんとかしていきたいと思います。
まず、HEIFのコーデックをインストールします。
$ sudo apt install heif-gdk-pixbuf
$ sudo apt install heif-thumbnailer
これだけではファイルマネージャ(的なツールのNemo 以下略)ではサムネイルが表示されませんので、MIMEの設定ファイルを編集します。
$ cd /usr/share/mime/packages
$ sudo cp heif.xml heif.xml.org
heif.xmlでは、拡張子HEICとHEIFしか記述されていないので、
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<mime-info xmlns='http://www.freedesktop.org/standards/shared-mime-info'>
<mime-type type="image/heif">
<comment>HEIF image</comment>
<comment xml:lang="de">HEIF-Bild</comment>
<glob pattern="*.heic"/>
<glob pattern="*.heif"/>
<glob pattern="*.hif"/>
<alias type="image/heic"/>
</mime-type>
</mime-info>
のように3つ目の拡張子を追加するために、 <glob pattern=”*.hif”/> の行を追加して保存します。保存したらデータベースを更新します。
$ sudo update-mime-database /usr/share/mime
$ sudo update-desktop-database /usr/share/applications
更新して、ファイルマネージャ再起動しても更新されなかったので、PC自体を再起動したらサムネイルが表示されるようになりました。
ただ、サムネイルの生成はかなり時間がかかってしまいます。そのうちCPUにデコード支援機能が入って使ってくれうようになればいいのですが・・・。
<追伸>
LinuxMintに標準で入っている画像ビューア(Eog)でも開けるようになりました。
ただ、いずれも色合いはJPGと比較するとだいぶ暗いです。