NM70I-847でメモリ1枚挿し化をテスト

相変わらずリブートし続けるLinuxインストール済みNM70I-847。
「メモリを1枚にして試してみたら?」というコメントを頂いて、試してみました。

使用中のメモリは、元はDDR3-1333動作4GBの2枚構成でAMDのE-350マザー(msi E350IA-E45)で問題なく動作していたものです。で、これを1枚ずつにしてテストしてみました。OSはLinuxMint14 MATE Edition (32bit)です。

1.2枚のうちの1枚目(S/N下位4桁が1821)をDDR3スロットのA1スロットに取り付け

多少負荷をかけたらなのか、時間が経ったらなのかわかりませんが、別のPCで横で作業をしていた1時間以内でフリーズ。

2.2枚のうちの1枚目(S/N下位4桁が1821)をDDR3スロットのB1スロットに取り付け

そもそもLinuxが立ち上がらない。
SandyBridgeのシングルチャネル構成って、メモリスロットによって立ち上がったり立ち上がらなかったりなんてありましたっけ??

3.2枚のうちの2枚目(S/N下位4桁が1718)をDDR3スロットのA1スロットに取り付け

取り付け後は安定して動作。1時間くらいでは何も起きなかったので、その後でブラウザをいっぱい開いたり、負荷をかけたりしてもまったく問題ない。・・・・が、そのまま放置して寝てしまったところ、寝ている間にリブートしてしまったようです。

4.2枚のうちの2枚目(S/N下位4桁が1718)をDDR3スロットのB1スロットに取り付け

起動はするが、ログイン直後にフリーズ。電源ボタンを押すとシャットダウンの動作はしました。
再起動後は問題なく立ち上がりました。・・・が、やはりどこかで落ちてしまいます。

このまま放置しようかと思ったのですが、ここまで試してちょっと結果を考察してみました。
ここで気になったのが、「NM70ってモバイル用なのでSO-DIMMで使うのがインテルの想定のはず。普通のデスクトップ用DIMMを使うのはあまり想定されていないのではないだろうか・・・?」ということ。少なくともデスクトップボード用のリファレンスデザインなんぞは存在しないのではないかと。通常のデスクトップボードならリファレンスデザインをベースにしていけばDDR3回りはそんなに大変じゃないでしょうが、リファレンスなしではDDR3の基板のタイミング検証って大変そうです。一応、CPUとDIMMソケットの間にはタイミング調整用のミアンダ配線はありますし、この辺はWindowsでもLinuxでも変わらないだろうから実機検証も含めてちゃんとやってるんでしょうけどね。

5.メモリをDDR3-1333からDDR3-1600に変更

以前購入してあったDDR3-1600が余っていたのを思い出して、ADATA DDR3-1333からKingston DDR3-1600に差し替えてみました。動作はどちらにせよDDR3-1333です。
すると、かなり長時間耐えるようになってきたな・・・と思って、HDDを余っていたWesternDigitalの500GBに変更して、しばらく放置していたところでやはり落っこちました。ここから、メモリの個体差という話ではないように思えてきます。

6.メモリの速度をDDR3-1333動作から、DDR3-1066動作に落としてみる

で、メモリの動作周波数を変えて、DDR3-1066に落としてみました。さて、どうなることでしょう??

“NM70I-847でメモリ1枚挿し化をテスト” への2件の返信

  1. メモリの1枚刺しでの動作確認、お疲れ様です。

    他のマシンで正常動作していたメモリをさしてもリブートするという事は、メモリ自体が不良ではなさそうですね。

    なかなか手強いですね>NM70I-847

    1. 結局、DDR3-1066動作のKingston DDR3-1600も朝にはリブートしてました。

      いまのところ、GUIなしのFreeBSD9.0ではリブート現象は起きてません。・・・っていうか、他にはUbuntuとLinuxMintしかインストールしてないんですけどね。

      こんどはCentOS6でもインストールしてみようかと思ってます。DVD-ROMもあるし。

      その間にFreeBSDのGUI環境構築方法でも調べてみましょー。(半分やけくそですが)

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