Debianを動かしているPCはたぶん前世紀もののかなり古いPCなので、時計がかなりずれてしまいます。なので、NTPで自動的に時計合わせをすることにしました。
まずは、ntpdateのインストールです。
# apt-get install ntpdate
でインストールします。
設定ファイルは、/etc/default/ntpdateですが、設定ファイルの冒頭で、
# Set to “yes” to take the server list from /etc/ntp.conf, from package ntp,
# so you only have to keep it in one place.
NTPDATE_USE_NTP_CONF=yes
という記載があり、サーバリストは /etc/ntp.conf を使うようになっています。
ですので、/etc/ntp.conf を作ります。
# INTERNET MULTIFEED CO.
# http://www.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.v6.mfeed.ad.jp
server ntp2.v6.mfeed.ad.jp
server ntp1.v6.mfeed.ad.jp
IPv6の場合はIPv6専用のNTPサーバーへアクセスしなければならないようで、一般のNTPサーバーへは接続できませんでした。結局、今回はインターネットマルチフィードの時刻提供サービスを使わせてもらうことにしました。
さらに自動的に時刻を同期し、PCの時計を合わせるために、「crontab -e」として、以下の内容を設定しました。
# m h dom mon dow command
43 * * * * /usr/sbin/ntpdate-debian
45 1 * * * /sbin/hwclock –systohc
毎時43分にNTPで時刻合わせし、毎日1時45分にハードウェアの時計ICに設定しにいくようにしています。