PCの組み換え

やっと雑用をこなすCore2Quadマシン(Core2Quad Q6600 + Intel DG33BU)の作業環境をCore-i3マシンに移したので、ちょっとCore2Quadマシンをいじり倒してみました。

このマシンで困っていたのは、

  • 電源投入からBIOS画面表示が異常に長い場合がある
  • シャットダウンがうまく行く場合でも、画面が真っ暗になってから電源断まで2分くらいかかる

といったことでした。

で、元々クリーンインストールをしようと思っていたのですが、別のHDDにWindowsXP ServicePack3をクリーンインストールしてみましたが現象が変わりません。

最初はAHCIをイネーブルにしてAHCIモードでインストールしようとしたのですが、シャットダウン時に電源が切れなくなりました。それどころか、Ubuntuでも同じ症状が出ることがわかりました。つまり、原因はソフトウェアではないわけです。

マザーボード(DG33BU)について調べてみると、「USB2.0ドライバをインストールすると電源が切れなくなる場合がある。その場合はSATAのモードをLegacyに変更してくれ。」というようなことが書いてありますorz。事実上、「AHCI使えません」って言ってるようなものですが・・・。

しかし、SATAをLegacyに変更しても直りません。CMOSをクリアしても、BIOSをUpdateしても、Memtestをかけても現象は変わりません。もう、原因はCPUかマザーボード(か電源)しかありません。が、雰囲気的にはマザーボードがおかしいようにしか思えません。(ググってみても、DG33BUはあまりいい話はでてこない)

多少時間が経ったとはいえ、Core2Quad Q6600 は十分な戦力ですので、捨ててしまうには惜しいです。かといって、いまからLGA775のマザーボードを調達するのもなんだか馬鹿馬鹿しいですし。

そこでもう1台のオンライントレード用のCore2Duo E7400+GIGABYTE GA-G31M-ES2LマシンとCPUを交換してみることにしました。こちらもG31マザーではあるものの、メモリスロットが2本しかなく4GBしか搭載できませんが、それでもCore2Quad Q6600の性能は捨てがたいので組み替えてみました。

このE7400マシンは200Wの電源しか積んでいないので、とてもCore2Quad Q6600の95~105WのTDPには耐えられそうもありません。よって、マザーボードの方をスワップする作業になってしまいました。

変更後のCore2Quad Q6600マシン

変更後のCore2Duo E7400マシン

  • CPU Core2Duo E7400(2.8GHz×2、VT無効、65W)
  • マザー Intel DG33BU
  • メモリ DDR2-800 2GB×4枚
  • VGA Radeon HD4350
  • 電源 200W SFX

ビデオカードも一緒に移せればよかったのですが、残念ながら片方はLowProfileのスロットなので、移植できませんでした。

で、動作確認をしながら一晩かかって組み替え作業をやった結果、BIOS表示が遅かったり、電源断が遅い/できない現象はやはりマザーボードについて回りました。

その作業の中でわかったのですが、後者の200WSFX電源のケースは、電源FANが軸受けの劣化からか異音がでていたり、ケースFANが回らなかったりしていました。まあ、10年くらい使っているので仕方ないですが。もし手持ちで80mm角のファンがあれば交換してしまうところですが、後からだとFAN2個交換も面倒(しかも片方は電源ユニット内)ですし、このケースは縦置きできないくらい幅が大きいデスクトップケースで邪魔ですし、マザーボードも微妙な状態なので、それぞれのマシンの役割を考えながら、処分を含めて対処を考えたいと思います。処分はそれはそれで面倒なのですが、ただ、安い小型のケース+下位のPentiumGシリーズに置き換えてしまった方が、メンテナンスが楽で速いマシンになりかねないので・・・。

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