MSP430の開発環境が整ったところで、デバッグ手法を考えているのですが、今回使うMSP430F2013は、ROMの容量が2KBと小さく大した手法は使えませんので、ChaNさん提案のLチカ通信にすることにしました。
今回作ったターゲットのPCとの接続部分は秋月のAE-UM232R(FT232RL USBシリアル変換モジュール)を使いました。
ターゲットとの結合部分はChaNさんの回路そのままですが、PCのRS-232Cとは論理が異なるので、インバータ(7S04)は削除しています。
センサには、秋月で150円で売っているPiNフォトダイオードS2506-02を使いました。
ターゲットボードとは以下のような感じで結合します。
この状態で、安定して38400bpsでの通信が可能です。115.2kbpsもセンサの距離を調整すれば通信できるのですが、ややシビアです。オシロで波形をみると波形の立ち上がりが鈍っているので、抵抗値をもう少し小さくすれば安定するような気がします。(面倒なのでそのままにしていますが)
また、緑のLEDが隣にありますが、PiNフォトダイオードの感度特性が波長の長い方に偏っているせいか、あまり影響は受けないようです。