いま、自宅のファイルサーバは玄箱Proに1TBのHDDを入れて、Debianで運用しています。中身はデジカメやスキャンした写真やムービー、自炊して処分した本のPDFファイル、これまでに作ったプログラムや回路のデータなどです。
そして、HDDはいつか必ず壊れるので、バックアップを取っています。バックアップはBunBackupというフリーソフトウェアを使ってUSB接続外付けの1TBのHDDと、USB接続外付けの2TBのHDDの2箇所に取っています。しかし、これが結構面倒くさいのです。
先日、ふとしたことから、HPのMicroServerのことを知りました。
- 何より小型。しかも静からしい。
高さが30cm弱。マイクロタワーより小さい。構造をみても静かそうな感じはする。 - 価格が安い。
現行品のTurionII NEOを搭載したものでも、リストプライスで35,700円から。
一つ前のAthronII NEOを搭載したモデルは実売で22,000円程度で買えてしまう。
違いはCPUの周波数(ブランディングは違うけれど、前モデルは1.3GHz動作、現行モデルは1.5GHz動作の違いのみ)やメモリ搭載量(前モデルは1GB、現行モデルは2GB)。メモリは「PC3-10600E DDR3 UB ECC」とECCタイプだけど、8GBで1万円でお釣りが来そうなので自分で交換すればよし。
ちなみに、玄箱PROは価格COMでも16,000円くらいが最安値(秋葉原店頭では3万円手前くらいだった気がする)なので、いかに安いかがわかります。 - リモートアクセスカードがオプション設定されている
リモートアクセスカードを使えば、電源のON/OFFやBIOS設定から遠隔でやれるらしい。しかも、この手のカードとしては破格値の8000円で買える。ネットワークさえ確保できれば遠隔地に自分の管理下でバックアップを取ることも可能になる。(この場合、MicroServerの方をバックアップにすることになりますが)
というわけで、発注してしまいました。先日買った2TBのハードディスク2台は、このMicroServerでRAID1(ミラーリング)を構成するために買ったものです。ミラーリングなので、同時に壊れては困るので別のドライブにしたわけです。
今は到着待ちです。