Linuxでインターネットラジオを楽しむ

最近(といってもずっと前からですが)のWebは動画などを別にすると音がなくて非常に寂しいです。そのため、ラジオを聴くことが多いです。

以前は秋月で買ってきたインターネットラジオキットで聴いていたのですが、東日本大震災と同じ時期に壊れてしまいました。物理的な破損はないのですが、設定した内容が保存されなくなってしまったのです。おそらく搭載されているEEPROMが壊れているのでしょう。ただの偶然だとは思いますが、なぜ東日本大震災と同じ時期に壊れたのかは謎です。寿命に達するにはこの程度の使い方ではファームウェアにバグがない限り早すぎますので。

で、せっかくなのでLinuxで聴くことにしました。

1.インストールと起動

LinuxMintのソフトウェアの管理で「radio」と打ち込んで検索すると最上位に上がってくるのが radiotray です。評価も高そうなので、これをインストールしてみます。

さくっとインストールして、「サウンドとビデオ」のメニューから起動すると、右下のアイコン表示領域に上の画像の左上のアンテナマークがアイコンとして収まります。操作はそのアイコン領域からジャンル別に並んだ放送局を選択するだけです。

やや難があるとすると、音量の設定が「設定」→「Volume Up/Down」で5%ずつ変化するだけだということです。初期値100%なので、半分にするには10回繰り返さなければなりません。

2.放送局の追加

「設定」→「Configure Radiostation」(多分。途中から切れている)を選ぶと、ブックマークの編集画面になります。「追加」を押すと、タイトルとURLを入力するウインドウが開きます。

ここに入力するURLが問題ですが、ここには SHOUTcast のアドレスを入れれば良いようです。

http://www.shotcast.com を開くと、Webラジオの放送局リストが出てきますが、ここで好きなものを選びます。最終的に放送局を選ぶ際に、右クリックで「新しいタブで開く」を選ぶと、別のタブで再生が始まりますが、その時に、

http://yp.shoutcast.com/sbin/tunein-station.pls?id=1269641

というような id 付きのURLがアドレスバーに表示されます。これをURLとして設定すれば良いようです。

3.その他

設定した内容(放送局リスト)は、

~/.local/share/radiotray/bookmarks.xml

に保存されるようです。

同じディレクトリにある config.xml を弄ると通知の有無やボリュームのステップなども変えられそうです。

使用した感じは上々です。これでしばらくは大丈夫そうです。

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