最近はすっかりUbuntuを離れてLinuxMint11ばかり使っているのですが、LinuxMintにはKlamAVがありません。
なので、ClamTkを入れてみることにしました。
「ソフトウェアの管理」からClamTkを検索してインストールします。インストールはほどなく終わりました。
起動ですが、「Menu」の中の「すべてのアプリケーション」にインストールされてしまうようで、他のカテゴリには分類されていません。探すのが面倒なので「ウイルススキャナ」のアイコンを「デスクトップにコピー」でデスクトップ上にランチャを作ってしまいました。
起動するとこんな画面がでますが、GUIバージョンの標識(?)のところにカーソルを持っていくと、「新しいバージョンが入手可能です」という表示が出ます。つまり、レポジトリにあるのは最新ではないようです。
SourceForgeのページ(http://sourceforge.net/projects/clamtk/)に行ってみると、最新版は4.36のようです。リリース版のページ(http://sourceforge.jp/projects/sfnet_clamtk/releases/)から、Debianのパッケージ clamtk_4.36-1_all.deb をダウンロードします。ダウンロードしたパッケージは、
$ md5sum clamtk_4.36-1_all.deb e58f2a383979c60ef0b4a513391db309 clamtk_4.36-1_all.deb
として、MD5のチェックサムが正しいことを確認します。
正しいことを確認したら、Nautilsで右クリックして「GDebiで開く」を選択します。「ソフトウェア・チャンネルから古いバージョンがインストールできる」という表示が出ますが、無視して「パッケージのインストール」に進みます。インストールはほどなく終わります。
再度、起動しなおすと、
このような画面になりました。
次に、設定を進めます。
- 「拡張」→「セットアップウィザードの再実行」でシグネチャの自動更新をするかどうかが設定できます。(デフォルトは自動更新ありになっているようです)
- 「拡張」→「設定」でいろいろ設定しますが、Sambaディレクトリのスキャン以外はすべてチェックを入れました。
- 「拡張」→「スケジュール」でスケジュールスキャンの設定ができるようなので、設定しておきます。
が、一旦終了してみると、設定が保存されていません。ランチャのプロパティを開いて、「コマンド」の部分に「gksu」を書き足して「gksu clamtk %F」に修正してやると管理者モードで起動するので、スケジュールスキャンの設定等も保存されるようになりました。