eSATAカードを導入

元々Linuxを入れて常時電源ON端末として運用する予定だったNM70I-847が結果的にTV録画機になってしまったので、元々TV録画機だった『ASROCK H61M-ITXとCeleronG530』2号機をLinux実験くんPCにして、端末はこれまで通り『ASROCK H61M-ITXとCeleronG530』1号機のままで使わないときは電源OFF運用することにしました。(もっとも、消費電力自体はNM70I-847と極端に変わるわけではないのですが・・・)

で、実験くんPCなので、普段入れているOSとは違うOSを入れてみたくなったりしそうです。そんな場合にはこれまでならUSB接続のHDD・・・となるのですが、さすがにUSB2.0のHDD接続では最近は遅く感じてきているので避けたいところです。また、背面のUSB3.0はブート不可なのでUSB3.0のHDDで、というわけにもいきません。

そこで、eSATAカードを導入してみました。物はネットで格安だった GH-PEX-ESA2 です。Windowsで使う場合にはあまり評判がよくないようですが、Linuxなのでそんなことは関係ありません。重要なのは接続したHDDからブート可能かどうかです。
製品写真をみると、SOJのフラッシュROMが載っていそうなので、行けると信じてポチりました。

物が届いてから気がついたのですが、現品にもWebサイトにも「内部2ポート、外部2ポート」ということで合計4ポートっぽいロゴが付いているのですが、実際には写真に写っているジャンパで切り替える「合計2ポート動作」です。しかも、パターンを追っかけると、SATAの3Gbpsの信号を直接ジャンパで切り替えている大胆設計です。(動きゃいい、ってもんじゃないと思うんですが)
なお、Webでは「ジャンパをどう挿せばいいのかわかりにくい」というのを見かけるのですが、確かに一般の素人の方にはわからないでしょうね。・・・が、どこにジャンパを挿せばいいのかは基板自体にシルクでちゃんと印刷(写真ではブラケットに一部隠されています)されていて、シルク印刷の表示内容が読めれば(理解できるスキルがあれば)とりあえずは問題ありません。(ただ、繰り返しになりますが、大胆過ぎる設計です)

で、さっそくH61M-ITXに取り付けて、裸族のお立ち台eSATAプラスを接続して電源投入するとオンボードBIOSは認識できて、CTRL-SでBIOSに 入れました。このBIOSはRAID対応のものなので、RAIDの設定をそこで行うことができるのですが、ブートに関わるような設定はなさそうなので、今回はなにもしません。

この後、マザーボードのBIOSでオンボードのSATAをDISABLEに設定しました。内蔵のDVDドライブはSATA接続のためつかえなくなるので、USB接続のDVDドライブを接続してLinuxMint13のDVDを入れて起動し、裸族のお立ち台につけたHDDに無事にインストールができました。もちろん、起動も無事にできました。この後、外付けで動かしたいCentOS6.3でも試してみましたが、特に問題はありませんでした。

まずは内蔵HDDに「手堅いOS」としてLinuxMint13 MATE 32bitをインストールして、その後外付けHDDに試したいOSを入れて『まな板PC』として使っていこうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)