またドロイドくん端末を買ってしまいました。
StarQ5001が予想外にでかくて結局半ばファブレット状態なのでもっと小さなものを・・・・ということで、AmazonでCovia FLEAZ F4Sを買ってみました。
これにIIJmioのSMS付きデータSIM(標準サイズ)を挿して使ってみています。なお、自分はゲームなどは一切せず、バリバリにSMSとかLINEとか使い倒すわけでもありません。(というか、LINEはアカウントもありません)
他の持っている端末(XperiaA、StarQ5001、IODESU)と比較しながらのファーストインプレッションです。
外観
まず、なにより小さく軽く薄いです。その分、強度的に不安がないでもないです。自分は小さい端末を鍵なんかも一緒にポケットに突っ込みたいところなので、「安くて頑丈な端末」が欲しいのです。そういう意味ではIODESUの無骨さは良かったんですけどね。まあ、そういう変な使い方をしなければ問題ないと思います。(あ、Gパンの後ろポケットに耐えられるかはわかりません)
質感は若干プラスチッキーですが、よく見ると1年半前に買ったXperiaAと表面の仕上げはよく似ています。ツルツル仕上げなので油断すると落としそうです。(個人的にはツルツルではなく滑りにくいデザイン・仕上げにして欲しかった)
動作
Android4.4(KitKat)のおかげか動作は軽いです。ただしゲームなどはしていませんので、ゲームなどでどうかはわかりません。
画面
画面はちょっと青っぽいですが解像度が高いので1画面の情報量は十分ですし、十分綺麗です。一方で、画面サイズは小さいので目の悪い人には少々キツイかもしれません。(大きな文字に設定すれば済む話ですが)
あと、画面下のホームキーやメニュー、戻るなどのキーの照明がありません。暗いところでは慣れるまでは扱いにくいかもしれません。
GPS
GPSは少し使っただけですが初期の測位が遅い気がします。もう少し使い込んでみないとわからないところでしょうが、XperiaA、StarQ5001と比較すると遅いと思います。GPSの電波が普通に届くところと思われるところでは、電源投入直後でも別に遅くなかったです。むしろ早かったくらい。本当に初めてGPSを使ったときの遅さは何だったんでしょう?。あと、電子コンパスも入ってないっぽいです。
カメラ
カメラはパンフォーカス(固定焦点)ですので、接写はピンぼけになります。よってバーコードやQRコードの読み取りなどは辛いと思います。当然シャッタースピードも遅いので、ローリングシャッター現象が出ます。暗いところも弱いはずですが、昔のパンフォーカスのカメラ素子に比べると健闘しています。ということで、カメラはXperiaA、StarQ5001と比較すると割り切られています。
バッテリー
バッテリーはサイズ相応に減ります。そういう意味でもIODESUの巨大バッテリーは魅力的でした。僅かな期間でしたがIODESUを使っていた時期は「全然電池が減らない」という感じでした。
その他
あと、細かいところですが、こんなところが気になりました・・・。
- MicroUSBの端子が挿しにくいです。気をつけて丁寧に挿さないと何度も挿抜しているうちに破損しそうな気がします。(多分、挿しにくいからと言って力任せに挿すと壊れる気がします)
- ディスプレイの保護フィルムが付いているんですが、これが微妙に画面サイズよりも大きいです。よって、きちんと貼れません。自分は下の方をハサミでわずかにカットして貼りました。
- 海外端末が一般にそうなのですが、こいつもストラップホールがありません。ツルツルの表面と相まって、何かの拍子に落として失くしそう。
- Google Nowランチャーがなぜかうまく入らない。何度も試していると入るのだけど、なぜ入ったのかよくわからない。
- タッチ時のバイブレータモータの音が少しうるさい&長い。もっと一瞬の駆動でいいような気がするのだけど。
まとめ
まあ、文句ばっかり書いてしまいましたが、なにより約1万円という安価端末であることを考えると、割り切りポイント(具体的にはカメラ・・・ですね)をきちんと理解していれば実用に十分耐えるコスパの高い端末だと思います。カメラと物理的なサイズ以外はXperiaAと比較してもそれほど遜色なく、むしろ動作の軽さは上と言ってもいいような気がします。(ROMやRAMは少なめなのでバリバリ動かすと不足するかもしれません。バリバリ動かすと電池容量も不足するでしょうけど。)
自分は仕事のスケジュール管理(Googleカレンダー)とメモ用(Google Keep)として使っていこうと思います。