すでに日本語の記事も出回っていますが Raspberry Pi 5周年にあたって、Raspberry Pi Zero の新モデルが登場しました。
名称はRaspberry Pi Zero W。仕様としてはRaspberry Pi Zeroに802.11nとBluetooth 4.0が追加になっています。価格はRaspberry Pi Zeroが$5だったのに対して、Raspberry Pi Zero Wは$10。設計としては Raspberry Pi Zero に Raspberry Pi 3 model B の無線部分を移植(ただしアンテナはチップアンテナから基板パターンによるアンテナに変更)した感じのようです。
Raspberry Pi Zeroはようやく日本でも入手可能になりそうな感じですが、Raspberry Pi Zero Wは早くもSwitch Scienceさんが「3月下旬に1,296円で発売」としています。(まだ技適の問題がクリアになっていないようですが)
Raspberry Pi Zeroは激安でしたので(原価率に無理があったんじゃないかと思うのですが)入手難に悩むことになりました。しかしながら、今回のRaspberry Pi Zero Wは追加部品がそれほど多くない割に$5アップということで原価率的にはおそらく改善しているのではないかと思います。入手しやすくなることを期待したいものです。
加えて、Raspberry Pi Zero W用の公式ケースも登場するようです。Raspberry Piのロゴ入りのトップカバーは40ピンGPIOが引き出せるようになっているものと、カメラモジュールが取り付けられるようになっているもの、何も穴が開いていないものの3種類が付属するようです。
現物の画像などは Hack a Day の記事の写真がわかりやすいと思います。