Fusion360でモニターアーム用アタッチメント作成

自分の部屋は狭く、ラックをいくつか並べて物を縦に積んでいます(地震が来たらやばいかも・・)。

で、もともとモニターも1台はモニターアームを使ってラックに取り付けて、必要のないときにはラックに添わせる形で場所を有効利用(かなー?)していました。しかし、最近3Dプリンタの導入場所を作るためにラックを入れ替えた際に、どうやっても元のモニターアーム(サンワサプライ CR-LA354、パイプ径40mm~60mm用)が別のラック(パイプ系25mm)につかず、新たにCR-LA352(パイプ系25mm~40mm用)を購入して取り付けていました。

で、元のモニターアームはうまく取り付けられる場所がなく廃棄処分(というかHARD OFF行き)しようかと思っていました。一方で、液晶モニタの方も表示サイズが1400×900と中途半端で処分しようかと思っていたものが余っていました。

なんかもったいないなーと思って、ふとひらめいたのが「アタッチメント作ればいいんじゃない?」ということで、作ってみました。

ちなみに、設計ツールは、当初はLinuxで動くものということで、FreeCADでがんばっていたのですが、単純な形状はなんとかなるものの、ちょっと複雑な形状になると思うようにいかず、Windows10上でAutodeskのFusion360(趣味の範囲では無料で使えるので)を使ってみたら、あっさりいろんな形状が作れるようになりました。

形状としては、左のような形のものを2つ作って、モニターアームの取り付け部分とパイプの間に挟む形にしました。

モニターアームがずり落ちてこないよう、端の部分は一段径を太くしてあります。

内側の部分は直接パイプに取り付けるのではなく、パイプラックに棚をつける際に使うスリーブ(今回はルミナス用を使用)を50mm間隔で2つ取り付けてからその外側に取り付けるようにしました。ですので、内面はスリーブの外側の形状に合わせたテーパーをつけてあります。このため、固定後はまったく下にずれてくる気配なくガッチリとしたものとすることができました。

なお、スリーブなしで直接パイプラックに取り付けるための形状も作ってみたのですが、パイプに刻まれた溝が非常に細く、Ender3ではきちんとはまる形では再現できそうにありませんでした。

出力に際しては、材料はPLAを使用(ABSのフィラメントはまだ持ってないので)しました。上下面と壁の厚みは力がかかるところですので2mmの設定としています。Infillは40%にしましたが、力のかかるところなので80%くらいにしておけばよかったかな、とも思います。でも、今のところ問題は起きていません。

写真の青の部分が今回作成したアタッチメントです。

インシュロックで一旦仮固定して、その上にモニターアームをつける形になりました。

黒で作ればもっと目立たないようにできたのですが、細かいところを修正するために仮のつもりで出した青のものがピッタリ決まってしまったので、そのまま本番設置してしまっています。

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