Thingiverseなどを見ていると、みなさんスプールホルダーを自作して位置を変えたり、いろんなことをされています。
自分もスプールホルダーを見ていて、よく見ると結構揺れているのに気づきました。重量物が梁の先にあるので、3Dプリンタ全体に振動の影響がでていても不思議ではありません。
ということで、3Dプリンタとは独立したスプールホルダーを作ってみました。
作成前はこんな感じです。上にメタルラックの棚がありますので、この棚にスプールホルダーをつけられないか考えて、材料をダイソーで調達してきました。
一番右のは小型のメタルラックぽいものをバラで売っているので、その柱です。表面がクロムメッキしてあるので、摩擦は少なそうですので、これをスプールをかける軸にします。真ん中の2本はメタルラックから伸ばすステーです。繋ぐ部分は3Dプリンタで自作します。
こんな部品をチャチャッと作ってみました。(実際には何回か現物合わせで出力しましたけど)
この2つは、ステーをメタルラック上部の棚板に固定するのに使います。
この部品は奥側でスプールの軸を受けるのに使います。最初は背面側にステーの長穴にあわせた突起を付けて位置合わせして、ネジは2本にしようと思ったのですが、そうすると背面側にサポート材がついてしまうので平面が荒れてしまいます。なので、面倒ですが4本のネジでとめることにしました。
こんな感じで取り付けました。軸の手前側はちょうどラックとしての高さ調整用の足がネジになっていて、これがバーの中央のスリットとぴったりだったので、それをそのまま活かしてあります。奥側は載せてあるだけなので、サイズをキツめ&受ける長さを長めにして外れにくいようにしてあります。
実際に設置するとこんな感じです。余裕でスプールが2本、サイズの計算上は3本なんとか行けるんじゃないかと思います。これでよく使うフィラメントは出したままにできそうです。
元々ついていたスプールホルダーは外して、だいぶスッキリしました。