EagleCADにはライブラリが(数だけは)たくさんついてくるが、実際に使うのは手持ちにある部品、すぐに調達できる部品のものだけである。なので、たくさんついていてもかえって使いにくかったりする。
なので、標準でついているもののなかから、使いそうなものを選別していく。
- 「ic-package.lbr」・・・ICパッケージとソケット。
- 「rcl.lbr」・・・この中に、DIP/SMDのコンデンサ・抵抗・インダクタが入っている。電子工作で使うレベルではこれだけで良さそうな感じがする。
- 「jumper.lbr」・・・秋月で売っているようなピンヘッダや、片面基板でどうしても交差を乗り越えなければならない場合に使うジャンパブリッジのシンボルが登録されている
- 「pinhead.lbr」・・・名前の通り、ピンヘッダ
- 「supply1.lbr」「supply2.lbr」・・・電源/グランドパターンのシンボル
- 「switch」「switch-misc」「switch-dil」・・・スイッチ類
がどんな基板でも使いそうなもので、
- 「atmel.lbr」・・・ATMEGA・ATTINYシリーズ。秋月で安いATTINY2313はなかったりする。
- 「battery.lbr」・・・そんなにたくさん使うものではないでしょう。
- 「con-ml」・・・2.54mmピッチのBOXコネクタ(いわゆるMILコネクタ)
- 「diode.lbr」・・・ダイオード類
- 「microchip.lbr」・・・PICなどのMicrochip社製品
- 「ref-packages.lbr」・・・デバイスの外形が大量に納められている。新規デバイスを登録する際には、ほとんどの場合はここからパッケージ形状を引っ張ってくればよさそう。ロングパットタイプで、「ref-packages-longpad.lbr」というのもある。
はそこそこ役に立ちそうなものというところか。
これらのライブラリはプロジェクトディレクトリに作ったライブラリフォルダにコピーして「Use all」とし、元のライブラリフォルダを「Use none」することにした。
≪後日談≫
作ったデータの統計データをとってみると、こんなに簡単にはいかないようである(;_;)。