LFSに挑戦3(LFSシステムの構築)

第6章「基本的なソフトウェアのインストール」に進みます。
ここまでの作業のバックアップはパーティションイメージとtarで取得済みです。

ここからの作業は5章の最後に書いてある通り、rootで行います。特に問題や気づいた点がない限りはHTML版のLFS BOOKからコピペで進めていきます。

1.仮想カーネルファイルシステムの準備(6.2)

rootで作業するにあたって環境変数を確認したところ、セットされていないのでセットしておきます。

# echo $LFS
# export LFS=/mnt/lfs
# echo $LFS
/mnt/lfs
# cd $LFS
# pwd
/mnt/lfs

2.パッケージ管理(6.3)

ここに書かれているコマンドは実行しない(例を挙げた説明のため)
また、パッケージ管理についてはヒントを辿っていくとdebパッケージに対応させるためのヒントがあるようだ。

3.Chroot環境への移行(6.4)

4.ディレクトリの生成(6.5)

5.基本的なファイルとリンクの生成(6.6)

6.ソフトウェアのインストール(Glibcの構築まで)(6.7~6.9)

以降のインストールのページには説明がないが、一時環境の構築と同様にアーカイブの展開、ディレクトリの移動、記述内容の実行、作業ディレクトリの削除、という手順で各ソフトウェアをインストールしていく。
作業の基準位置は /source とする。

  1. Linux-3.8.1 APIヘッダ(6.7.1)
    # cd /source
    # tar xvfJ linux-3.8.1.tar.xz
    # cd linux-3.8.1
    <LFS BOOKの記載内容>
    # cd ..
    # pwd
    /source
    # rm -fr linux-3.8.1
  2. Man-pages-3.47
  3. Glibc-2.17

7.ツールチェーンの調整(6.10)

Errataに

In Section 6.10, the results of the grep for SEARCH should not include: SEARCH_DIR("/tools/i686-pc-linux-gnu/lib")

という記述があるが、対策の説明がない。どうしようもないので、そのまま進めることにする。

8.ソフトウェアのインストールの続き(6.11~)

  1. Zlib-1.2.7
  2. File-5.13
  3. Binutils-2.23.1
  4. GMP-5.1.1
  5. MPFR-3.1.1
  6. MPC-1.0.1
  7. GCC-4.7.2
    make checkにものすごい時間がかかりました。
    ・・・が、結果を比較して・・・といっても今ひとつどう比較するかわかりません・・・。よって、そのまま進めてしまうことにしました。
  8. Sed-4.2.2
  9. Bzip2-1.0.6
  10. Pkg-config-0.28
  11. Ncurses-5.9
  12. Util-linux-2.22.2
  13. Psmisc-22.20
  14. Procps-ng-3.3.6
  15. E2fsprogs-1.42.7
  16. Shadow-4.1.5.1
    メールボックスに関するファイル生成は行わないようにした。
  17. Coreutils-8.21
  18. Iana-Etc-2.30
  19. M4-1.4.16
  20. Bison-2.7
  21. Grep-2.14
  22. Readline-6.2
  23. Bash-4.2
  24. libtool-2.4.2
  25. GDBM-1.10
  26. Inetutils-1.9.1
  27. Perl-5.16.2
  28. Autoconf-2.69
  29. Automake-1.13.1
    LFSBOOKの薦め通り、テストは省略した
  30. Diffutils-3.2
  31. Gawk-4.0.2
  32. Findutils-4.4.2
  33. Flex-2.5.37
  34. Gettext-0.18.2
    「テストするなら・・・」という記述だったので、テストは省略した
  35. Groff-1.22.2
    「PAGE=A4」で作業を進めた
  36. Xz-5.0.4
  37. GRUB-2.00
  38. Less-451
  39. Gzip-1.5
  40. IPRoute2-3.8.0
  41. Kbd-1.15.5
  42. Kmod-12
  43. Libpipeline-1.2.2
  44. Make-3.82
  45. Man-DB-2.6.3
  46. Patch-2.7.1
  47. Sysklogd-1.5
  48. Sysvinit-2.88dsf
  49. Tar-1.26
  50. Texinfo-5.0
  51. Udev-197
  52. Vim-7.3

9.デバッグシンボルについて

記述通りの方法で削除

10.仕切り直し(6.65)

一旦、chroot環境から抜けて、partimageでパーティションまるごとバックアップ。

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