以前、『mbedボードについてわからないから教えてくれ~』という話があったのですが、その時点で『mbedは触ったことないからわからないよ~』と言わざるをえませんでした。
で、『mbedって何ぞや?』というのを調べてみたところ、
- どうやらWebだけで開発環境が完結するものらしい
- 秋月でも安価なmbed対応のボードがあるっぽい
ということがわかり、秋月に立ち寄った際に購入したのがNUCLEO-F401REです。秋月で扱っている安価なSM Microのmbedボードは全て1,500円なのですが、その中で一番性能が高そうなものを選んでみました。
- Cortex-M4 84MHz
- Flash 512KB
- SRAM 96KB
- D/Aコンバータがないものの周辺いろいろ
ということで、お試しする分には何も問題ないはずです。
正月休み・・・ということで、元日からトライしてみることにします。テスト環境は LinuxMint13 64bit 環境、ブラウザは Google Chrome でやってみます。
1.とにかくつないでみる
とにかくMini-USBのケーブルでホストとつないでみると、
- デバッガ側(基板のUSBコネクタ側)のLEDが赤点灯
- ターゲットボード側の赤LEDが点灯
- ターゲットボード側の緑LEDが高速で点滅
- USBマスストレージとして認識され、ドライブ内にmbed.htmというファイルが存在
という状態になりました。このmbed.htmというファイルをGoogle Chromeで開いてみると、mbedのサイトへのログインおよびサインアップのサイトが開きました。
2.サインアップしてみる
とにかくSignupを押してユーザー登録してみます。
すると、『以前にユーザー登録をしたことがあるか(Have you ever signed up on developer.mbed.org before?)』と問われます。
もちろん初めてですので、「いいえ、以前アカウントを作ったことはありません(No, I haven’t created an acount before)」を押します。
- メールアドレス
- ユーザー名
- パスワード
- 姓名
を入れて、「Signup」を押すと、今回購入したボードがデカデカと表示され、関連する情報がズラズラと表示されます。
- ボードの写真
- ボードのスペック
- 基板上の端子の機能説明(Arduino互換コネクタとピンヘッダのそれぞれ)
- サポートされているシールドの一覧
(イーサネットやWiFi、Bluetooth、NFC、XBeeなどの近距離ネットワークに加え、GPRSもシールドで対応しているようです。日本ではGPRSは意味がありませんが・・・)
あわせて、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、その中のずらずらと長いHTTPリンクをクリックしてログインし直すと、メールアドレスが確認できた旨(ここだけ日本語で)表示されます。