Ki-CADで基板設計(FusionPCBへ基板発注)

いよいよ、FusionPCBへ基板発注します。

1.FusionPCBへアクセス

http://www.seeedstudio.com/ にアクセスして、上の方にある「Fusion」のタブをクリックします。
Electronics Servicesの中から「Fusion PCB」をクリックします。

2.Gerberファイルのアップロード

画面上の方に「Select your Gerber File(only zip, rar accepted)」という枠があるので、そこをクリックします。
ファイル選択ダイアログが開くので、先に作成したガーバーファイル入りのZIPファイルを指定します。
しばらくすると「Successfully processed」という表示が出れば、アップロード成功です。

3.Gerberファイルのチェック

右下の方に「Gerber Viewer」というボタンができていますので、これをクリックすると、作成される基板のイメージを確認することができます。

4.基板製造仕様の設定

製造仕様を指示します。

  • Layer
    今回は2層なので2のままです。
  • PCB Dimension
    49ミリ角で設計したので、「5cm Max*5cm Max」のままです。
  • PCB Thickness
    標準は1.6ミリですが、今回は軽量化のため1.2ミリにします。
    (1ミリでも良かったのですが、ネジ止めすることもあり、1.2ミリにしました)
  • PCB Qty
    数量は10のままです。
  • PCB Color
    安く作りたいのでGreenのままです。
  • Surface Finish
    安く作りたいのでHaslのままです。
  • Copper Weight
    選択肢は1oz.しかありません。
  • Panelized PCBs
    今回はパネライズ(面付け)してないので1のままです。
  • Expedited Option
    安く作りたいのでNOのままです。
  • PCB Stencil
    部品は自分で手載せのみなので、クリームはんだ印刷用のStencilも作成しません。

5.カートに入れる

これで金額が$9.90であることを確認して「Add to Cart」を押します。すると、Seeed Studioへのログイン画面が出ますので、ログインします。ログインするとカートに入ったことが確認できます。

6.チェックアウトする

これで送り先、発送方法などを設定します。
製造自体は非常に速いようですが、安く送ろうとするとSingapore POST経由になるので時間がかかります。推定実働15−45日なので、3週間から9週間かかることになりますが、仕方がありません。EMSやFEDEX、DHL、UPSなどを使うと送料で$20〜$30くらいかかります。

7.支払い方法を選択する

Paypal一択でした。

8.最終確認

基板製造が$9.9、送料が$4.51で合計$14.51です。
・・・が、Paypalでの決済がうまくいかないので難儀しました。
成功すると、「Success – Thank you」という表示と、Order Confirmationの確認メールが飛んできます。すぐにPayPalからも支払いの連絡メールが飛んできました。$14.51で1798円でした。まあ、それでも激安なんですが、数年前だと1000円ちょっとだったので、ちょっと考えちゃいますね。

さらに、1時間後には「Order Update #オーダー番号」というタイトルでPCB製造のプロセスに入ったことを知らせるメールが飛んできました。オーダーの状況を確認する方法もメールの中に書かれています。出荷後、通常1〜2日で「Shipped」から「Traceable」に変わる、と書いてあります。

さて、どうなることでしょうかw。

 

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