なんだかんだで忙しくて、気づけば11月末から更新してないですね。
それはそうと、忘れないようにメモです。
Linux環境でシリアル通信をするものに対するテスト・デバッグではmoserialが便利だと思っているのですが、ポータブルな環境で扱おうと思ってRaspberry Pi2で動かすべく、Raspbianにインストールしてみました。
RaspbianのSynapticで検索してもmoserialは出てこないので、ソースからコンパイルするしかなさそうです。
まず、環境整備として、Synapticで
- gnome-common
- libglib2.0-dev
- yelp-tools
- libgtk-3-dev
- valac
(とその依存ファイル)をインストールします。順に、
- gnome-autogen.shがない
- glib-gettext >= 2.2.0が要る
- yelp.m4がない
- ‘gtk+-3.0’パッケージがない
- valacコマンドがない
の対策になります。パッケージをインストールしたら、
$ git clone git://git.gnome.org/moserial $ cd moserial $ ./autogen.sh --prefix=/usr $ make $ sudo make install $ moserial
でgitでソースコードを引っ張ってきて、コンパイル、インストール、実行になります。(実際には引っかかりながら必要なパッケージをインストールしていったのですが)
Raspbian環境ではUARTはUSBに接続したいわゆるUSBシリアルしかでてこないようです。(ハードウェアピンにはなかったっけ?)
もしmoserialをインストールする方がいて、その参考になれば、ということで残しておきます。