趣味の電子工作などの記録。時にLinuxへ行ったり、ガジェットに浮気したりするので、なかなかまとまらない。※サイト移転しました(tomono.eleho.net ⇒ tomono.tokyo)
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  • Raspberry Pi 3B+ でリモートデスクトップ環境

    投稿日 2018年 9月 30日 コメントはありません

    遅まきながらRaspberry Pi 3B+を手に入れた(というか手には入っていたのですが、開封していなかった)ので、リモートデスクトップ環境として立ち上げてみました。

    Raspberry Pi 3B+は初めからUSBメモリからブートできるようになっているので、今回はUSBメモリ起動とします。USBメモリには速度も速く、前モデルのUltraFit 3.0のように激熱にならないUltraFit 3.1の32GBを使うことにしました。

    ケースはThingiverseにある適当な(=ヒートシンクが取付可能で空気の流れがよさそうな)ケースのデザインを探して3Dプリンタで出力、CPU(SoC)とメモリとUSBハブ兼イーサネットコントローラには適当なヒートシンクを取り付けました。

    OSとしていつものようにRaspbian StretchのDesktop版をダウンロードして、Linux Mintに初めから入っているUSBイメージライタでUltraFit 3.1に書き込みます。書き込んだら、一旦取り出した後、再度取り付けて、マウントさせます。/bootディレクトリに touch コマンドで ssh という名前のファイルを作成したら、再び取り出して、今度はRaspberry Pi 3B+ に取り付けて電源投入します。

    数分したら、同じサブネットに接続したLinux Mintから

    として応答が帰ってくるのを待って、

    として接続します。ユーザー名は pi 、パスワードは raspberry です。ログインしたら、

    として設定を行います。

    • パスワードを変更
    • ロケールとして ja_JP.UTF-8を追加、デフォルトもja_JP.UTF-8に設定します。
    • タイムゾーンを Asia/Tokyo にセット
    • Wi-Fiの国設定を日本にセット

    完了したら、一旦

    として再起動しますが、Raspberry Pi 3B+ の場合は電源が切れてしまうようですので、一旦電源供給用のUSBケーブルを抜いて再挿入します。再起動したら、再度 ssh でログインしてから、

    として、アップデートとRDPサーバーをインストールします。一方でローカルPC側は Synaptic でリモートデスクトップクライアントの remmina をインストールします。(remminaとremmina-common、remmina-plugin-rdp、remmina-plugin-xdmcpおよびその依存パッケージ)
    完了したら、一旦再起動します。(必要かどうかはわかりませんが、とりあえず)

    ローカル側で Remmina を起動して、上のアドレスバーに raspberrypi.local(ホスト名を変更せず、同セグメントから接続する場合)またはIPアドレスを入力し、左側の「+」を押して、プロファイルの基本設定内の「色数」をHigh ColorかTrue Colorあたりに設定して、「Save as default」をクリックします。(設定しないとエラーになります)

    ・・・で、そのまま「接続」を押すと何故かエラーになりますが、アドレスバーに接続先のアドレスを入れてEnterを押すと、ログイン画面が出ますが、ログインしてもその後、Raspberry Piがリブートしてしまいます。

    おそらく、デスクトップ環境の何かが足りないからだろう、ということで、ssh でログイン後、

    として一旦 raspi-config を起動した後、Boot optionsで起動後デスクトップ環境にオートログインするように設定してから再起動して、しばらく(10分位でしょうかね)待った後、再び Console に戻します。(「Desktop / CLI」で「Desktop Autologin」に設定後、再起動してしばらく待って、「Console」に戻す)

    すると、Remmina でリモートデスクトップ接続するとGUIリモートデスクトップ環境に接続できました。(注:試行錯誤のなかで、tightvncserver をインストールしているので、ひょっとしたら必要かもしれません)

    危なそうなサイトに接続する場合には有効だと思うのですが、どうでしょうかね。


  • 3Dプリンタ購入しました

    投稿日 2018年 9月 27日 コメントはありません

    ずーっと前から欲しかったのですが、ついに3Dプリンタを購入しました。

    初めての購入なので、機種の選定にあたって重視したのは、

    • 進化が早く、すぐに陳腐化する分野なので、価格が高くないこと。つまり、普及価格帯の製品を必要に応じて買い替えていく考え方です。
    • 置き場所が狭いので、設置スペース(および組み立てに要するスペース)が小さいこと
    • メンテナンスが十分自力でできそうな機種であること
    • 消耗品(フィラメント)は汎用品が使えること。ランニングコストが安くないと気軽に出力できないので。
    • 普及価格帯の製品を選ぶとはいえ、それなりの出力品質はありそうなこと。
    • 基本の素材であるPLAだけではなく、ABSやTPU(柔らかい素材ですね)も出力できること

    という欲張りな要望を持っていたので、なかなか導入できずにいました。

    この1年くらい、ずっと機種の選定をしてきたのですが、まず価格・メンテナンス・消耗品の条件から完成品の3Dプリンタは除外です。具体的な機種選定にあたってはRCLifeOnさんNaomi ’SexyCyborg’ Wuさんがいろんな安価な3DプリンタのレビューをYouTubeに投稿されているのを参考にしました。(Naomiさん、才色兼備ですね・・・)

    最終的に選定したのはCreality Ender 3という3Dプリンタで、以下の2つのYouTubeでのレビューを決め手にしました。(他のレビューでも高評価なものがほとんどだったのもあります)


    Naomi WuさんはEnder 3の製造メーカーであるCrealityへの取材もされていて、工場の様子もわかります。

    Ender 3 はここで取材している CR-10 の各軸のサイズを短縮して小型化した構造に見えます。基本設計を踏襲して小型化すると剛性が上がる方向になりますので、出力品質も良くなる方向が期待できます。

    GEARBESTから海外通販で買えば今ならFlash Saleをやっているので20000円強(送料込み)で購入できるのですが、やはり輸送時のトラブル等を考えると日本の代理店から購入するほうが安心なのでAmazonから25900円で購入しました。物が来て気づいたのですが、Crealityブランドではなく、代理店のSainSmartブランドとなっていました。(起動画面にもSainSmartと出るなど、ビジュアルの細かいところで差があるようです)

    で、設置台として併せて、アイリスオーヤマのメタルラックのレンジ台を購入しました。ただ、台の上の高さが足りないので、ポールを延長して使うつもりで購入したのですが、なんとアイリスオーヤマのメタルラックはポールの上端にタップ(ネジ溝)が切られておらず、強度のある延長が普通の方法ではできません。専用の延長ポールがあるのですが、無理やり延長しているようでレビューも散々です。仕方がないので、長いポールは分割して梱包されているとのことなので136cmのポールを2本追加で購入して、もとのレンジ台の下の部分と、追加購入したポールの上の部分を継いで伸ばしました。(真ん中の両端が雄ねじ/雌ねじになっているポールだけ売ってくれればいいのに、と思うのですが)

    で、組み立て完了すると以下のような感じです。

    組み立てにあたって少し嵌ったのが、Z軸の原点スイッチ(写真で言うと、左側の垂直の柱の根本についているマイクロスイッチ)の取り付けです。説明資料では、水平の柱から32mmのところに原点スイッチのユニットの下端が来るように取り付けろ、と書いてあるのですが、その位置には原点スイッチは取り付けられません。(原点スイッチのユニットの突起が水平の柱と干渉します)
    どうも、原点スイッチのユニットは改良されているようで、その突起を水平の柱に突き当てるように取り付ければOKです。ただし、そのまま電源ONすると初期動作の際にヒートベッドとノズルが激突するので、ヒートベッドの下にある4つの調整ダイヤルを回して、ヒートベッドを調整位置の一番下に来るようにしておく必要があります。(それでも初回の電源投入する前にぶつからないか手で移動させて確認しておくべきです)

    3次元モデルのデータファイルであるSTLファイルを3Dプリンタで出力するのに使うGコードのファイルに変換するツールはCuraがMicroSDに入っていましたが、自分はUltimakerのサイトから最新版の3.4.1のLinux版をダウンロードしました。Linux版はAppImageという形式で配布されているのですが、これを実行する場合には単に実行権限を付けて、実行するだけで起動しました。

    Curaの初期設定でプリンタを追加するのですが Ender 3 は選択肢になく、添付のMicroSDに入っている Quick Start Guide に記載のあるように、プリンタとしては CR-10 を選択して、Machine Setting でX、Y、Zの値をそれぞれ220mm、220mm、250mmに書き換えます。

    早速、ThingiverseからダウンロードしたSTLファイルを変換、出力してみました。

    初めて出力したわりには非常に満足の行く結果となりました。

    これからいろいろ試していきたいと思います。