なかなか忙しくて思うような事ができない今日この頃、久しぶりにWebサーフィンしていたら面白チップを発見しました。
その名もESP8266。どうやらIoTに使えそうなアプリケーションプロセッサ入りWiFiチップのようです。AliExpressで$5/ユニット程度(2個で送料無料っぽい)、Seeed Studioで$6.95でモジュールで購入できるようです。もちろんこんなモジュールに技適などあるわけないので、日本ではシールドルームなど電波的に閉ざされた空間でしか使えないわけで残念です。機能的にはこちらにデータシートの翻訳っぽいものがあるので眺めてみました。(元のデータシートはこちらですが、中国のローカルベンダーのチップのようです。資料は公開されてるのに「Confidential」とか書いてあります・・・いかにも中国的ですが・・・。)
興味深いところでは、こんな感じ。
- 802.11 b/g/n
- WiFi Direct(P2P), Soft-AP
- Built-in TCP/IP protocol stack
- Built-in temperature sensor
- Built-in low-power 32bit CPU
AHBバスはあるようですがARMとは書いてありません。メジャーなアーキテクチャではないのかも? - SDIO 2.0, SPI, UART (RTCもある模様)
- Firmware and software tools development kit
- AT Commands
ATコマンドで制御できるのでしょうか?
当然GPIOもあるので、簡単なものの制御ならワンチップで、多少複雑なものならホストからの制御で使う、という使い方なのでしょうね。いろんな応用が思い浮かびますが、チップが小さいだけに怪しい応用もありそうです(^^;。