ボリュームの生成が終了したら、暗号化したドライブのマウントを行う。
上半分がマウント先(マウント後にここで設定したドライブレターを通してアクセスする)で、そこにどの暗号化ドライブをマウントするかを下半分の「ファイルの選択」「デバイスの選択」で設定する。
設定したら「マウント」を押すと、暗号化ドライブにアクセスができるようになる。
ソフト処理でAESをかけている割には、極端に遅くなる感じもせず、いい感じである。
課題は、パスワードやキーファイル(使う場合)をどうやって管理するか、というところだろうか。
<追伸>
実は TrueCrypt は日本語化がされている。
ダウンロードのページを下のほうにスクロールしていくと、「More Downloads」というのがあって、その中に language packs というのがある。そこをクリックすると、ソースコードのダウンロードリンクや language packs へのリンクがでてくるので、さらにそこをクリックする。
そうすると、言語ごとの language pack のダウンロードリンクがでてくる。これをクリックすると .zip ファイルがダウンロードできるので、それをダウンロードして展開すると、ローカライズのためのファイルのほかに、日本語マニュアルが出てくる。
これらのファイルを TrueCrypt.exe のあるフォルダに置いて、TrueCryptを再起動する。メニューの「Setting」→「Language」で日本語を選ぶと日本語表示になる。