東北地方太平洋沖地震(1)

昨日(2011年3月11日)、東北・関東地方でマグニチュード8.8というとんでもない地震が発生しました。昨日は首都圏の電車はすべて止まってしまったので、千葉県の職場に近い実家に泊まり、今日(3月12日)になってようやく都内の自宅に帰ってきました。家の中は本棚や飾り棚、テーブルにあったものがかなり散乱していました。いまでも余震でゆらゆらと揺れつづけるなか、片付けをしています。15階建てマンションの6階なのですが棚に吊ってあるものや照明器具が数分おきにユラユラと揺れています。

今回の地震と地震に伴う大津波では宮城、岩手、福島のなどの特に海沿いで甚大な被害が出ています。特に仙台は学生時代を過ごした街で、大きな被害が伝えられている荒浜の辺りは気晴らしにボーッとしに出かけた場所ですので、「あの荒浜が・・・」という気持ちでいっぱいです。また、荒浜と七北田川をはさんだ反対側、仙台港のすぐそばの蒲生地区には家庭教師のアルバイトで毎週訪問していたお宅があるのですが、当時は堤防もないような状態でした(そのかわり、なかなかすばらしい景色だったのを覚えています)し、河口からわずか数百メートルというところでしたので、ひとたまりもなかったのではないかと思います。その後、特に連絡を取り合っているわけではないのですが、いろいろとお世話になったこともあり、せめてご無事でいていただければと思います。その他にも、海沿いのお家ではないものの、当時お世話になった知り合いがたくさんいらっしゃいます。連絡も取れないので心配です。

ところで、今回の地震に先立って、11日の12時50分くらいだったでしょうか、職場の窓から地鳴りというか、「コォォォォーッ」というちょっと不気味な音がして、何だか分からない胸騒ぎがしていました。音については最初は空調のダクトの音かと思ったのですが、空調のダクトの方向とは違いましたし、いつもの空調の音とは異なります。窓の外から音がするのかと思って、窓を少し開けてみたのですが、外からは風の音の方が大きいようでした。しかし、窓を閉めると再び「コォォォォーッ」という音がしました。ひょっとしたら、窓自体から音がしていたのかもしれません。側にいる人に確認しようと思ったのですが、その人は寝ていたので確認しませんでした・・・。その人に話していれば、前兆現象だったかどうか確認できたのですが・・・。

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