Arduinoと加速度センサの組み合わせで液晶表示ができるようにしましたが、ブレッドボードのままでは実用には程遠いので、秋月のユニバーサル基板にまとめてみました。
電源は9Vの角電池で写真に写っているのはだいぶ前に秋月で使用期限直前とかで箱で安売りしていたものです。この他に角電池タイプのNiMH電池も手持ちにあります。今回は配線量を減らしたいので、角電池からCMOSの三端子レギュレータ(XC6202P502)を使って5Vを生成してATmega328に供給しています。
肝心の地震の検出ですが、モジュールそのままでは高周波の振動ノイズを拾うのか、値のバラツキが大きく上手くいきません。データシートにもあるようにXYZの各出力端子に1uFのコンデンサをつけて、帯域を制限してやることで、上記の様に比較的に静かな環境では値が落ち着くようになりました。計算上は5Hzくらいのところで帯域制限しているはずです。(なお、表示している数値の単位は「計算上は」ガルです)。
で、実際、今回の地震の余震のゆっさゆっさした揺れだと、下の値がじっとしていると気づくものでも5程度、はっきりわかるものだと10程度にはなります。何もない状態だと2~3には収まるようですので、とりあえず体感できる地震があったかどうかくらいは検出できそうです。