脈拍検出のテスト

以前書いたようにPSoCで脈拍検出にトライしてみたいと思い、まずこちらの「電気電子工作の部屋」さんの「電池ボックス電子工作(その15)」を参考(っつーかそのままに)に、まずはOPAMPを使ってブレッドボードで組み立ててみました。ただし、検出可否を見てみるのが狙いなので、音を発生する回路は追加していません。

回路は「電池ボックス電子工作(その15)」そのままです。OPAMPは手持ちのものから単電源動作可能である程度動作電圧範囲の広いLMC662Aを使いました。センサとなるフォトリフレクタには秋月電子で遥か昔に購入したものを使いました。

動作確認結果は・・・なかなか厳しいですね。センサへの指のあて具合でかなり変わります。

次にセンサを秋月でちょっと前に売っていたGP2S05に変えてみましたが、そのままではまったく動作しません。フォトトランジスタ側の負荷抵抗を22kΩから100kΩに変更すると容易に検出するようになりました。もとのセンサでも負荷抵抗を変えればもっと容易に検出できたのかもしれません。

それでも、指を動かしたりすると、表示が乱れます。

基本的にはセンサの出力をローパスフィルタ/ハイパスフィルタを通して受けた後、1000倍に増幅してトランジスタを駆動しています。鼓動の周波数成分は0.5Hz(30bpm)~4Hz(240bpm)といったところでしょうから、これを指を動かしたりしたら誤検出するのはしかたないところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)