MicroServer到着、FreeNASのインストール

注文していたMicroServerが到着しましたので、早速、先に確保していた2台の2TBのHDDを組み込みました。噂通り、工具はドアの内側に取り付けられているので、ドライバ要らずです。元々250GBのHDDがついているので、その脇にとりつけました。よって、HDDのベイの左から、

  1. 標準でついてくる250GBのHDD
  2. 増設2TB
  3. 増設2TB

ということになります。SystemRescueCDをインストールしたUSBメモリを挿して起動すると、認識されていることが確認できました。

で、試しに早速FreeNASの8.0.2をインストールしてみます。インストール先はUSBメモリにすることにしましたので、機内のUSBコネクタにUSBメモリを挿して、CD-ROMに書き込んだFreeNASのISOイメージをUSB-CDROMから起動します。

しばらくすると、インストールメニューが出るのでそれに沿ってインストールしていきます。

インストール先のメニューは、

  • ada2 – HGST HDS723020 — 1.8TiB
  • ada1 – WDC WD20EARX — 1.8TiB
  • ada0 – VB0250EAVER — 232.9GiB
  • da0 – silicon power — 1.9GiB

と表示されましたので、最後のda0を選択します。(表示を見ていると、USBメモリにインストールするのがお勧めのようです)

放っておくと、イメージのコピーが終了して再起動を促されます。

で、再起動してやると、懐かしいFreeBSDっぽい画面がでて、起動シーケンスが進んでいきます。立ち上がると、CUIによる初期設定画面になりますが、DHCPでIPアドレスを取得しているようで、ブラウザですでにアクセス可能なようです。ただ、IPアドレスを変更してもすぐに反映されないのと、adminのパスワード変更がうまくいかないので、一度リブートをかけました。しかも、リブート後にWebアクセスするとIDとPasswordを訊かれるのだけど、なぜか変更にトライ(結果はNGだったのに・・)したパスワードになってました。この辺がよくわかりませんね・・・。

さらに、コンソールからシェルを起動して、rootのパスワードを変更しておきます。

で、ボリュームを生成しようとしたのですが、ここでUFSとZFSというファイルシステムが選択できることを知りました。

このZFS、@ITの記述によると凄い機能があるようです。

  1. ディスク容量の制限が事実上ない
  2. 不慮の電源断に対する考慮が不要
  3. フォーマットも不要?
  4. スナップショット機能でディスク消費なくバックアップを取れる(障害に備えるものではないですが)

ということで、ぜひともZFSにしたいと思います。

しかしながら、ZFSは非常に革新的なファイルシステムなようなのですが、いかんせんメモリを食うようです。そこで、早速、増設メモリ(4GB×2枚、Non Registered、ECC付き DIMM、Kingston KVR1333D3E9SK2/8GI)を注文しました。

#しかし、freenas.org にアクセスしようとすると、Chromeが「フィッシングサイトだ」とアラームを挙げるのはなぜなんだろう??

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