昨日に引き続き、FreeNASの設定をやってみます。
1.一般的設定
「システム」の「設定」で一般的な項目を設定します。
- 言語を「Japanese」に変更
- タイムゾーンを「Asia/Tokyo」に変更
2.グループ、ユーザの追加
「アカウント」の項目でグループとユーザを追加します。管理ユーザーグループと普通のユーザーグループ、管理ユーザー(自分)と普通のユーザー(嫁さん)をそれぞれ追加しました。元々の目的は、嫁さんが適当にファイルを弄ってしまうので、誤って消してしまうのを防ぎたい、ということにあります。ですので、それぞれアクセス権を設定するためにグループもわけておきます。
3.ストレージ関係
「ストレージ」の「ボリュームの作成」でボリュームを作ります。
今回は、250GBのディスクはリモートの作業領域にするということで、単独でZFSファイルシステムにしてみます。ボリューム名は「WORK」としました。2TBのディスク2台はまとめてZFSファイルシステムにしますが、mirrorの設定をして、ボリューム名は「DATA」にしました。これでミラーリングがされている、と思います。さらにこの後、CIFSで共有をしたときに、Windowsからのユーザーアクセスができるように、所有権とアクセス権を変更しておきます。
所有権は自分、アクセス権はDATAは基本的に自分しか書き込まないので、その他のライトパーミッションは落としておきます。
4.CIFSの設定変更
Windowsでの共有に向けて「サービス」の「CIFS」で設定を変更しておきます。
- NetBIOS名
- ワークグループ
- DOS文字セット・・・「CP932」に変更
- Large RWのサポートにチェック
くらいでしょうか。もちろん、Windows側と合わせておかなければならないはず。
5.サブディレクトリの構築
シェルでDATAの下にサブディレクトリを作ってパーミッションを設定します。WebUIから作る方法は見つかりませんでした。
6.共有の作成
「サービス」→「CIFS」→「共有の作成」でWindowsの共有を作成します。
名前、パスを入力したら、「Inherit Owner」「パーミッションの継承」「ゴミ箱の有効化」などをチェックして、OKを押します。
7.サービスの起動
「サービス」→「サービスの制御」でCIFSをONに変更すると、しばらくしてWindowsから見えるようになるはず・・・。