commi(GUIシリアルターミナル)をインストールしてみた

最近、仕事でリバースエンジニアリングっぽいことをやっています。相手がUARTなのでFT232Rベースのシリアルコンバータを接続してごにょごにょやっているのですが、Linuxでマイコン開発をしていると結構困るのがシリアルターミナルプログラムです。Windows環境だとTeraTermという鉄板ターミナルプログラムがあるのですが、Linuxではこれまでいいターミナルプログラムが見つけられず、screen コマンドの引数で /dev/ttyUSB0 などを指定して使っていました。しかしながら、なにぶん通信条件の設定等が面倒です。・・・で、調べていたら見つかったのが commi というQtベースのGUIのシリアルターミナルプログラムです。

オリジナルのプロジェクトページは http://commi.berlios.de/ のようです。で、ページを覗いてみると、CuteComというプロジェクトから fork したようなのですが、画面イメージを見ると、 commi の方が自分の好みに合いそうです。

早速ソースを http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_commi/ から取ってきて、LinuxMint11(64bit)環境で展開、

$ ./configure
$ make 
$ sudo make install

であっさりインストールできました。起動は /dev/ttyUSB0 のアクセス権の関係から、

$ sudo commi

で自分は起動してます。

設定のしかたがTeratermに比較的近いので気に入っています。

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