SDRに挑戦してみました

aitendoのサイトを見ていたら、特売品の中にRTL2832Uを用いたUSBワンセグTVチューナーがアンテナ+リモコン付きで999円、どうも別の機種っぽいUSBチューナー単体が666円で出ていました。

海外のワンセグTVチューナーが広帯域受信機として使用可能、いう話を以前から見かけていたので、調べてみたらどうもチップも一致、しかも、ダイレクトサンプリングという手法(というか、RF飛ばして入力する?)で、RTL2832UでLF~HF帯も受信可能なようです。

こちらのサイトで非常に詳しく色々と解説されていて、とても参考になります。そして、ポチッとしたい衝動を抑えられなくなりました(笑)

で、届いたのがこれ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さすがaitendoです。シンプルな包装です(^^;。ま、必要なのは中身だけなんでそれでいいんですけどね。

で、動かすためのソフトウェアですが、どうもこんな感じみたいです。

  • Gqrx SDR receiver
    GNU RadioとQtをベースにしたグラフィカルで綺麗な表示のSDRです。
  • GNU Radio
    ソフトウェア無線のためのツールキットです。名前からわかる通りオープンソースです。
  • RTL-SDR
    OsmoSDRは安価に実現可能なSDRソフトウェア開発プロジェクト・・・と書かれています。
    このプロジェクトの中にRTL-SDRというソフトウェアがあって、RTL2832Uに対応したコマンドライン版ソフトウェアのようです。
    このRTL-SDRはクライアント-サーバに分かれていて、サーバ側に受信機(USBワンセグチューナ)を設置します。
    このサーバにはRaspberryPiを使うことも可能なようで、実際に試されています

この中からまずはGqrxを動かしてみることにしました。ダウンロードはsourceforge.netのプロジェクトページから。環境はLinuxMint13 32bit版です。

  1. 軟弱者なのでバイナリパッケージ(gqrx-2.1.251-i686.tar.xz)を持ってきます。
  2. 展開して、README.txt を読むと、いくつか依存するものがあるようです。
    ・GNU Radio 3.6以降
    ・「gnuradio-fcd」「gnuradio-uhd」「RTL-SDR」「Osmo SDR」のどれか
    ・gnuradio-osmosdr
    ・pulseaudio
    ・Qt 4.6以降と Qt Creator
  3. ・・・が、下の方を読むと、バイナリパッケージには必要なGNU Radio、UHD、rtlsdr、Boostライブラリが含まれているそうです。

展開したファイルの中に「gqrx」という実行ファイルがあるので、とりあえずこれをroot権限で起動すると動作できます。

※追伸
lubuntu13.04ではlibqtgui、Qt Creator、pulseaudioをSynapticでインストールする作業が必要でした

root権限ないではUSBチューナが見えない、というのはイマイチなので、/dev/udev/rules.d の下にルールを追加します。
具体的には、/etc/udev/rules.d/20.rtlsdr.rules として以下の内容のファイルを作ります。

SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="0bda", ATTRS{idProduct}=="2832", GROUP="adm", MODE="0666", SYMLINK+="rtl_sdr"
SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="0bda", ATTRS{idProduct}=="2838", GROUP="adm", MODE="0666", SYMLINK+="rtl_sdr"

作成後、「$ sudo restart udev」とした後、一旦USBチューナーを抜き差しすると、ユーザー権限で起動しても動作するようになりました。

Screenshot-Gqrx 2.1.251 - rtl=0

これはFM東京を受信している様子です。ごく簡単なアンテナで、しかも鉄筋コンクリートの室内、普通のポータブルタイプのFMラジオだとほとんど受信できない環境なのにFM局が何局か受信できました。

<参考>
Computer Radio RF Techさん
ダイレクトサンプリング、アップコンバータの適用、RaspberryPiでSDRサーバなど
ゆうちゃんのパパさん
ダイレクトサンプリングやアンプ搭載、LPF搭載、など

“SDRに挑戦してみました” への5件の返信

  1. はじめまして。blogを参考にしていただいていたようで嬉しいです。
    ドングルがaitendoでも入手可能になったので試しやすくなりましたね。
    引き続きいろいろ試してみたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。

  2. おおお~!
    わざわざコメントありがとうございます。
    自分は「とにかく動かしてみた」というレベルなので、まだまだ参考にさせてください!!
    こちらこそよろしくお願いします~~!

  3. tomonoさんこんにちは、リンクいただきありがとうございます。TT@北海道さん無沙汰です。
    GNU Radioは、まだ試してないので参考にさせていただきます。自分がはじめた頃のSDRは、HFのみでしたが、RTL-SDRによってとても身近になりましたね、新しい発見があったら是非公開いただきたいと思います。では、失礼いたします。

  4. おおおおおお~~!
    これまたコメント有難うございます~~!
    SDRといえば、自分が興味を持ったのはCQ誌の付録でアナログスイッチ(4066)の簡単な回路で実現しているのを見かけた時です。
    それからそんなに経っていないようでずいぶん経ったでしょうか、さらにお手軽に好きな周波数・変調を受信できるようになっているのには驚きです。
    RTL-SDRが動くのはわかったので、次はマグネチックループアンテナを参考にさせていただこうかな~と思ってます。
    今後ともよろしくお願いします~。

    1. マグネチックループアンテナは、とても静かなアンテナですし、指向性を利用してノイズ原(エアコン、モーター)から逃げるのにも有効です。RTL-SDRのダイレクトサンプリングの場合は、LNA等で若干ゲインを上げた方が良いと思います。MADE By TT@北海道さんのUPコンバーターを使用すれば文句なしでしょう。
      HFは楽しいです。是非チャレンジしてみてください!
      今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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