たまたま見かけたのですが、「Raspberry Pi 3に対抗する(?)」インテルベースのシングルボードコンピュータがいくつか出てきているようです。
最初にみかけたのが LattePanda です。最初にみつけたYouTubeの動画などによると、
- IntelのQuad CoreのCPU(Cherry Trail 1.8GHz)
- ストレージは32GBのeMMC
- RAMは2GBと4GBの2種類
- RAMが2GBのモデルにはWindows10付きのものもある
- USB3.0×1、USB2.0×2、WiFi + Bluetooth4.0、HDMI、100Mbps Ethernet、MicroSDスロット
- Arduino対応のGPIO、Cheery TrailのGPIO
- 電源は5V 2A
と仕様のようです。で、メモリ2GBのOSなしが$79、メモリ2GBのWindows10モデルが$109、メモリ4GBのOSなし?が$139のようです。ディストリビュータはDFRobotのようなのですが、LattePandaのWebサイトからAmazon Japanのページに飛んでくると、4GB版が19,999円になっています。で、この4GB版の商品説明が微妙で、
で、なんのこっちゃ?なのですが、要はWindows10はインストールされているのだけど、ライセンスキーは付属しない、ということのようです。騙されて(?)買っちゃった人のレビューが載ってます。$109でOS有りだと、まあ面白いかも、なのですが、いくら4GBといえども、2万円でOS無しだとあまり買う意味無いですね・・・。また、Raspberry Pi 3との比較ビデオもあって、これを見ると、Intelプロセッサだけどあまり速くない。というか、Raspberry Pi 3が思ったよりも速いというか、やっぱWindows10重いというか、そんな感じでしょうか。
次に見かけたのがUDOO X86です。こちらはKICK STARTERでキャンペーンやってた(?)みたいです(やってるけど日本からは注文不可?)。公式Webの内容とKICK STARTERの内容で差があるのですが、公式Webの記載によると、
- Intel の Quad Core CPU(Braswell で最大2.56GHzまでのモデルがある?)
- メモリはDDR3L で 2GB/4GB/8GB
- HDMIとDP×2(4K画像が3画面出せるような記述あり)
- eMMC最大32GB(Webサイトでは安価なモデルはeMMCなし、KICKSTARTERでは8GB)
- SATAコネクタ、M.2 SSDスロット、MicroSDスロット(KICKSTARTERではMicroSDからブートできるような記載もあります)
- USB3.0×3ポート
- Gigabit Ether
- ArduinoコンパチのI/Oポート
- その他
ということみたいです。KICKSTARTERでは
- 2GHzのCPU、RAM2GB、eMMC8GBのものが$89(売り切れ)
- 2.24GHzのCPU、RAM4GB、eMMC8GBのものが$109
- その他
のようで、Webサイトで受け付けているPREORDERでは、
- Atom X5-E8000 2GHz、RAM2GB、eMMCなし、ACアダプタ付きで$125
- Celeron N3160 2.24GHz、RAM4GB Dual Channel、eMMCなし、ACアダプタ付きで$149
- Celeron N3160 2.24GHz、RAM4GB Dual Channel、eMMC 32GB、ACアダプタ付きで$165
- Pentium N3710 2.56GHz、RAM8GB Dual Channel、eMMC 32GB、ACアダプタ付きで$259
となっています。まあ、小さいPCとしてみると魅力的に見えないこともないのですが、送料とか関税(かかるのかな?)とか考えるとイマイチ感もありますね。