平成最後の日

平成最後の日ということで、「平成」と「令和」をそれぞれ3Dプリンタで出力してみました。

あまり深い意味はなくて、ビットマップをSVG変換してFusion360に取り込んで出力する方法を確認した際の題材にしただけです。

それぞれの文字は平成・令和それぞれが発表された際に各官房長官が持っていたものです。それぞれの写真のうち、できるだけ正面に写っているものを探して、文字の部分をGIMPで切り抜きます。平成の文字の方は墨が少し変な風に飛んでいましたので、その部分は画像処理で修正をかけました。そのうえで、色域で範囲選択、選択範囲をパスに変換した後で、SVGにエクスポートしました。それをFusion360で読み込んで3Dプリンタ用のデータにしています。

本当は地の部分は白にして、文字の部分を黒にできないかなぁ、と思い、gcodeファイルを小細工してみようと思ったのですが、エクストルーダーのデータも絶対座標で書かれていて、レイヤー単位の切り貼りくらいではダメそうでした。強引に途中でフィラメント交換することも考えましたが、STOPさせた状態ではZ軸が結構軽く動いてしまうことと、冒頭でテーブルの端を1往復してノズル先端の状態を調整するのがないと綺麗に出力されなさそうなので諦めました。Curaで本体のレイヤーの範囲(とskertの有無)を指定をしてgcodeを出力できるとそういう用途が広がるのになぁ、と思った次第です。

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