LinuxでFTDIのFT232RLを使う(3) X-CTUをWINE経由で使う

もっとダイレクトにX-CTUをWINEで使っている方がいるようなので、試してみました。

  1. X-CTUのインストーラに実行権限を付ける
  2. X-CTUのインストーラをWINE経由で実行させ、インストールを行う。
  3. WINEに仮想COMポートを認識させるため、デバイスファイルへのシンボリックリンクを貼る
    「 ln -s /dev/ttyUSB1 /home/tom/.wine/dosdevices/com11」として、Windowsから見たCOM11を作成する。
  4. X-CTUを起動する。
  5. Windowsであれば、全てのCOMポートを勝手に検出してくれますが、WINEでは上手くいきません。そこで、X-CTUの「PC Setting」の項目で、「Add User Com Port」のところにポート番号(上記のCOM11の場合は「11」)を入れて、「Add」を押してポートの存在を教えてやります。
  6. 『Test/Query』を実行する

で接続確認ができます。しかし、残念ながら、Modem Configuration のタブはファームウェアが見つからないとかで、ダウンロードを試みるのですが、それでもみつからないということで、動作しませんでした。ま、ターミナルが動くだけでもずいぶん助かりますので、よしとします。

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