3Dプリンタでボルトとナットを作ってみました。
データはFusion360だとネジを作る機能があるので、あっさりできてしまいます。サイズはM10で作っています。
クリアランスも勝手に取ってくれるようで、特に何も調整せずとも、M10くらいだと上の画面キャプチャくらいの感じになりました。計測してみると半径方向で0.4mmくらいのクリアランスになっています。
4つずつ並べて出力してみました。材料はPLAで、積層ピッチは0.1mm、infillは20%です。
実際に組み合わせてみると、 驚くほどスムーズに入っていきます。普通のネジと変わらない感触です。ただ、材質がプラスチックな上に、infillが20%なので中空なこともあって、異常に軽いのが不思議な感覚です。
M10くらいだと強度はともかくとしても、第一印象としては十分なボルトとナットが作れるようです。
ただ、この後、積層ピッチ0.2mmで出力してみましたが、0.2mmだとさすがに荒いのか、すんなりとは締結できず、また強度的にもちょっと引っ張ると折れてしまいました。