LinuxKernel3.7.1をコンパイルしてみた

SerialATAを外したカーネルをビルドしたBasix-1.0をUSBメモリにインストールして遊んでみたりしているのですが、アップデートマネージャが「カーネルをバージョンアップしろ」と煩いです。

そこで、この際なので最新のカーネルパッケージを作ってインストールしてみました。構築した環境は前回カーネルパッケージを作った仮想環境です。手順は基本的に同じです。

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OpenWRT with OpenFlowのIPアドレス変更

MZK-W300NH2にインストールしたOpenWRTですが、制御ポートのIPアドレスが192.168.1.1で自分の環境ではルータのIPアドレスをぶつかっています。また、192.168.1.10も別のホストが既に存在しています。ですので、これらを変更しました。

こちらの『カスタマイズ』に記載がありますが、以下の箇所を変更しました。

  • /etc/config/networkの最後の行に eth0_5 の設定があり、静的IPアドレスで「192.168.1.1」と記述されているので、これを「192.168.1.254」に変更
  • OpenFlowの制御ポートは192.168.1.10:6633がデフォルトになっていますが、この内容は /etc/config/openflow に記載されています。こちらはとりあえず192.168.1.253:6633に変更

これで既存の環境と共存できそうです。

元々二つのネットワークに分けてあるので、そちらを制御対象のネットワークにしようと思っています。

MZK-W300NH2をOpenWRT化してみた

ずいぶん前にあきばお~でジャンク扱いで売っていたルータMZK-W300NH2が家にあります。
流石にジャンク扱いということであまり期待せずに購入したのですが、設定が分かりにくいのはともかくとして、長時間動かすと定期的に再起動してやったり、設定を初期化してやったりしないと通信ができなくなるなどやはりダメダメでした。それでずっと放置してあったのですが、廃棄する前にちょっとググってみると、OpenWRT化ができるようなのでやってみました。

とりあえず動かしてみる、ということで、ファームの書込み・・・・の前に、このルータが不安定なのは内部のSoCの放熱に問題があるようですので、『MZK-WHNおよびMZK-W300NH2の蓋を開ける方法まとめ』を参考に蓋を開けて、SoCにヒートシンクを取り付けました。適当なヒートシンクがなかったので、壊れたAtom330のマザーボードからチップセット用のヒートシンクを外して取り付けています。ヒートシンクがかなり大きく固定が必要だったのですが、固定する場所がなかったのでホットボンドで基板に固定してしまいました。

次にファームの書込みですが、単なるOpenWRTのファームが簡単には見つからずRT3052F用のファームのコンパイルからやるしかないかとも思ったのですが、OpenFlow Switch化するOpenWRTファームをバイナリで公開されている方がいらっしゃったので、とりあえずOpenWRT化のテストとして書き込んでみました。公開されているページの通りに作業していき、WANポートから192.168.1.1にtelnetすると無事にOpenWRTのロゴが表示されました。

OpenFlowも触ってみたい題材の一つだったので、これでちょっと遊んでみることができるかもしれません。(ただ時間が・・・・)

Mageiaをインストールしてみました

結局、まずは・・・ということで、vmware player上にインストールしてみました。

公式サイトは日本語はない(でも中国語はある・・・)ものの、インストーラも日本語が選択可能で、何も難しいところはありません。途中、Windowマネージャを何にするか聞いてきましたが、デフォルトのままのKDEにしました。

とりあえずインストール後の初回ログイン後のスナップショットを・・・。

mageia

とりあえず初見の感想を・・・。

  • 見た目は日本語になっているのですが日本語入力をどうやるのかわからない
    なので、シェルを開いてダウンロードフォルダにcdできない・・・
    (まあ、初めからアルファベットだけのディレクトリを作っておけばいいのですが・・・)
  • Firefoxは入っているが、バージョンが古い
    これはどのディストリビューションでも問題になりますね・・・。
    なんとかならんものだろうか・・・。

まあ、ハマってみると面白いのかもしれないですが、ちょっとやめとこうかな・・・・。

Mageiaってなに?

たまたま、久しぶりにDistroWatch.comに辿り着いて(流れ着いて?)、ランキングを眺めていたら異変が起こっていました。

ずいぶん前は、不動の一位のUbuntuだったように思うのですが、Ubuntuは3位。やっぱり Unity が不人気なんでしょうか。で、1位に躍り出たのは自分も使っている Mint 。Ubuntu10.04LTSあたりからの乗り換え組はそうなりますよね。MATEかXFCEかは悩みそうですが。
そして、2位には初めてみる「Mageia」というディストリビューション。ググってみると、Mandrivaあたりと関係があるような感じです。

とにかくインストールしてみるべく、ISOイメージをダウンロード中です。
さて、どこにインストールしようかな・・・。

USBメモリ速度比較

先日買ったSanDiskの高速なUSB3.0メモリにLinuxMint13 + オリジナルカスタムカーネルをインストールしてみたところ非常に速くて驚きました。第一印象は「え、もう起動してるの?」という感じです。
そこで、他にもUSB3.0のUSBメモリがあったのでLinuxMint13をインストールして見たところ非常に遅く、???な感じになってしまいました。
そこで、手持ちのUSBメモリの速度比較をやってみました。

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LinuxMintでSMB共有

年末の恒例行事といえば年賀状の作成ですが、年賀状印刷はLinuxで対応しにくい分野の一つで、やはりWindows版の年賀状作成ソフトに軍配があがってしまいます。
しかし、図案作成や写真の色やサイズの調整の段階ではLinux + GIMPでの作業で十分です。となると、Windowsマシンとの間でファイルをどうやって受け渡しするかということを考えるのですが、環境に手を加えないで済むのはFreeNAS経由での受け渡しです。しかし、外部のSMBのファイルをマウントしたディレクトリはLinuxMint13標準のCajaや、Ubuntuで採用されているNautilusでは残念ながら画像ファイルをサムネイル表示できません。そこで、LinuxMint側の作業ディレクトリをWindows側に直接見せてやる方法を調べたのでメモしておきます。

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秋葉原で色々物色しました

昨日、大晦日にもかかわらず外出ついでに秋葉原に行っていろいろ物色してきました。

ノートPC用のDDR3-1600の4GB×2枚組を2つ

1つはSanMAX、もう1つはTranscendにしました。自宅のPC用と、会社のPC用です。
DDR3-1333でもDDR3-1600でもあまり価格が変わらないのでDDR3-1600にしました。お店の方は「本体の規格と合わせないと~~」なんてことを言っていたのですが、そもそもSPDの情報はDDR3-1333とかDDR3-1600とかを書き込んであるわけではなく、モジュールとしてのACスペック(タイミングスペック)を書き込んであるので、それを正しく解釈してチップセットに設定できるのならどっちを載せても問題ないはずです。(というか、速いモジュールの方がCasLatencyは小さな値が選択できるはず)
実際 SanMAX のメモリはDDR3-1333 CL=9 としてノートPCでは動作しています。

2.5inch 1TBのHDDと外付けUSB3.0ケース

こいつはFreeNASのバックアップ用(というか、コピー用)です。3.5インチでは電源外付けになるのでイマイチ持ち出し用には向いておらず、2.5inchもバックアップ兼持ち出し用に使っていたのですが、これまで使っていた500GBでは容量不足になってきたのでつい買いました。HDDは東芝の1TBの特売品。ケースは玄人志向のUSB3.0ケース。このケースは安価な割には真面目なUSB3.0のマイクロBコネクタが付いています。きっとマイクロBコネクタがまだあまり流通しておらず高価なのでしょう。他の安価なケースは通常のAコネクタがデバイス側についている変態ケースばかりです。
で、この組み合わせに30GBのパーティションを切ってLinuxMint13をインストールしてみました。(残りの領域は暗号化ext4パーティションにしてデータを置きました)
普段使っているH61マザーでは残念ながらUSB3.0からのブートは出来ないようでしたが、最近買ったノートPC(ThinkPad Edge130)ではUSB3.0ポートからブートして、内蔵HDDとまったく遜色ない感じで動作しました。SATA/PATAドライバを削除したカーネルも動作しましたので、設定無しで内蔵HDDを使わない(影響を与える心配のない)運用も十分可能です。

SanDiskのUSB3.0対応の高速USBメモリ

SDCZ80-032G-X46という32GBで約3000円とちょっと値段が張るUSBメモリです。これにLinuxMint13を入れてみたいと思って購入しました。上記の結果からも期待が持てるのですが、まだ確認していません。

500GBの3.5インチHDD

これは昔買った裸族のお立ち台eSATAプラスを使ってWindows7マシンをeSATA接続でCentOS6.3とのデュアルブートにするために購入しました。秋月で先日見かけたMachXO2 Breakout Boardの開発ツールの対応環境がWindowsまたはRHELだったので、CentOS6.3で遊んでみたいと思っています。容量は小さくてもいいのですが、論理合成やシミュレーションを考えるとできるだけ高速なものを使いたかったので、比較的新しそうなモデルのSeagateのST500DM002をチョイスしてeSATAで接続することにしました。

怪しいUSB-FastEthernetアダプタ

あきばおーで680円で購入。JANコードで比較するとたぶんこれです。
LinuxMint13のマシンに接続すると何もしなくてもそのまま動作します。lsusbすると「ID 0b95:772a ASIX Electronics」と出ますので、この辺のチップなのでしょう。Linuxのドライバデータベースをみると、いろんな会社がASIX社のチップを使った製品を出しているようです。

WWWブラウザへのFlashPlayerとJavaのインストール

Linuxのデスクトップ環境を使っていて困るポイントの一つにWWWブラウザのFlashPlayerとJavaのプラグインをどうするかというのがあるかと思います。最近、インストールする機会があったので、折角なのでメモしておきます。
どちらも方法は考え方としては同じです。APTが用意されていたりすることもありますが、必ず動くという意味で、tar.gz でインストールしてみます。この場合、新しいバージョンが出たらどうするか、というのが心配ではありますが・・・。

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カスタムカーネルパッケージのインストール

引き続き、カスタムカーネルのパッケージをターゲット環境にインストールしてみます。
今回は外付けUSB-HDDにターゲット環境を構築するところからです。外付けUSB-HDDはパーティションをカスタマイズして、暗号化パーティションを作ります。そこに写真などを入れて、「どのPCでも間違いなく見れて、しかも(かなり)セキュアなビューア」を作ってみます。(書いてあるのはMATE版ですが、XFCE版も手順は概ね同じです)

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