sshfsでRaspberry Piのホームディレクトリをマウント

Raspberry Piで遊んでいると段々苦痛になってくるのが、Raspberry Pi側のスクリプトの編集です。小さいうちは vi で編集していて、次は nano で編集していたのですが、やはり gedit で編集したくなってきます。それに、Raspberry Piでいろいろやった結果を最後にまとめるにしても、やはり直接マウントして扱いたくなってきます。

そこで、Raspberry Pi(Raspbian)のホームディレクトリを母艦であるLinuxMint13側にマウントしてみることにしました。最初はNFS・・・ということも考えたのですが、Raspberry Pi(Raspbian)は初めからSSHが動いていますので、sshfsによるマウントを試みてみます。

まず、条件として、母艦側のユーザーがfuseグループに含まれていることが必要です。その上で、以下の手順でマウントできます。

$ sudo apt-get install sshfs
$ mkdir ~/RasPi
$ sshfs pi@192.168.1.4:/home/pi ~/RasPi

これだけです。2回目以降は言うまでもなく最後の行だけでOKです。ホームディレクトリ以外の場所でも(/でも)マウントできてしまいます。作業が終わった後のアンマウントは、

$ fusermount -u ~/RasPi

です。同じように玄箱Proのホームディレクトリも

$ mkdir ~/Marvel
$ sshfs user@192.168.1.5:/home/user ~/Marvel

でマウントできます。簡単ですね。

Raspberry PiでGPIO制御

Raspberry PiでGPIOの制御を試してみました。

ハードウェアとしてはGPIOの23/24/25にアノードコモンのRGBのLEDを接続し、GPIOの17/22に3.3V-1.8kΩでプルアップしたタクトスイッチを接続しました。アノードコモンのLEDなのでLow(0)出力で点灯、プルアップしたタクトスイッチなのでスイッチ押下でLow(0)になります。

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環境情報をRaspberry PiでTweetしてみる

いろいろネタが揃ってきたので、 Raspberry Piで環境情報をつぶやかせてみることにしました。

まず、環境を取得するハードウェアは、以前作った気圧計・温湿度計を使います。LCDの表示がついていますが、とりあえずはそのままにしておきます。Arduinoベースのこの気圧計・温湿度計は、5秒ごとに気圧、温度、湿度を測定し、9600bpsでUSBシリアルに送信してきます。

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RasPi Rev2は英国製になるかも?

9/6のRaspberry Piの公式ページの書き込みをみると、いずれ製造は中国から英国に移るようです。

もともと英国国内で作ってくれる工場を探していたのだけど、1万台製造が前提でモデルAで25ドル、モデルBで35ドルで販売するためのコストが合わなかったため、一度は中国で作る決断をしたとのこと。が、実際には数十万台という数がまとまる実績ができたこともあって、Sony UKに生産が移るようなことが書かれています。途中、Sony UKの技術・品質の高さが蕩々とかかれていますが、Sony UKでは月産3万台の製造を予定していて、30人くらいの新たな雇用が生まれるようです。

英国で製造されたかどうかは、電源ジャック(MicroUSBコネクタのことでしょう)の隣に「Made in the UK」と書かれているかでわかるようです。

あ、あと、Rev.2の基板写真も上がってました。
(翌日の公式ページにも載っています)

写真を見て気づいたことは、

  • リセット用のジャンパはHDMIコネクタの脇っぽい
  • 追加されるコネクタP5はP1の隣っぽい
  • 改版は12月には終わってたっぽい
    (Raspberry Pi (c)2011.12 のシルクがある)
  • M2.5の取り付け穴は概ね予想通りの位置
  • CEマーク、FCCマークが表面に移動している
  • WEEEリサイクルマーク(ゴミ箱×マーク)が表面に移動している

といったことでしょうか??