WordPressへ移行テストしています

これまで、Bloggerでメモを書いて公開してきたが、なんとなくレンタルサーバーを試してみたくなっていた(^^;ところにDomainKingのキャンペーン期間が重なったので、ついポチッと申し込みをしてしまいました。

あまり目的をもってレンタルサーバーを申し込んだわけではないのですが、その後にMovableTypeとWordPressの存在を知り、Webで情報を集めた結果、WordPressを試してみることにしました。

使い方がまだよくわかっていないこともありますが、できあがった物はWordPressの方が綺麗です。しかし、管理画面はこれまで使っていたBloggerの方が使いやすい(慣れもある?)感じです。もう少し動かしてみて、最終的にどうするか決めたいと思います。

秋月電子Arduino互換基板にトライ(動作編)

Arduinoの環境はUbuntu版を使用した。

使用にあたってはリポジトリを追加して、apt-getでインストールする手もあるようだが、その方法ではバージョンが0018と古いのでやめた。結局、Linux用のtgzファイル(現状はarduino-0022.tgz)をダウンロードして、そのフォルダの中の「arduino」というシェルスクリプトを走らせるだけである。実行にあたっては、以下のものが必要とのことである。

  • Javaのランタイム
    これは openjdk-6-jre をインストールして使用した。
  • avr-gcc および avr-libc
    これは既にSynapticからインストール済み。

まず Bootloaderを書き込まなければならないので、以下の様に AVRISP mkII を接続して環境に問題がなければ、./arduino で起動する。

起動したら、「Tools」→「Board」→「Arduino Pro or Pro Mini(5V、16MHz) w/ ATmega328 」でボードの種類を指定する。さらに、「Tools」→「Burn」→「AVRISP mkII」→「Arduino Pro or Pro Mini(5V、16MHz) w/ ATmega328 」でブートローダの書込みができる。

この後、AVRISPmkIIを外し、A/Dのテストを行う Example を読み込んで実行すると、無事にスケッチを実行できた。

秋月電子Arduino互換基板にトライ(組立編)

しばらく前に、Arduinoへの移行を考えていることを書いたが、秋月電子でArduino互換ボード(AE-ATmega)を出していることをどこかのページで教えてもらった。(ソースは失念。すみません。)

商品名のページでは、「ATMEGA168/328用マイコンボード(I/Oボード)」と記載されているが、その先の実装部品一覧ではしっかり「AE-ATmega(Arduino互換)ボード 部品表」と書かれていて、Arduino互換であることが見た目だけではなく確認できる。

そこで、このボードを購入し、組み立ててみたのでレポートする。

まず、部品は特殊な物は何もないが、Arduino互換とするためには、リスタルの周波数は実装部品一覧に書かれている20MHzではなく16MHzでなければならないことに注意する必要がある。自分が使った部品について、実装部品一覧との違いを以下に記載する。

  • IC1はATmega328
  • IC2はL7805(I-01373、4個で100円)
    ※三端子レギュレータは低ドロップタイプのものは端子配置が異なるので、他のものを使うにしても7805が無難。
  • D1はDF06M(I-01046、7個で100円)
    ※他のものを使う場合は端子配置に注意。
  • LEDは手持ちのものを適当に色を使い分け
  • C5-6は八潮店限定の100uF25V(10個100円)、背の低い物はこの八潮店限定品しか見当たらなかった。
  • Q1は表面実装用16MHz(P-01767、5個200円)を足を伸ばして使用。
    パターンをみるとセラロック(セラミック発振子)でもいけそう。 その場合、C7-C8が必要なくなるので嬉しいかも。
  • R1は10kΩの手持ちがなかったので、6.8kΩを使用
  • その他は適当に・・・(手持ちの部品を使っただけ・・・)

部品のスペックを確認した後、Arduino-duemilanoveの回路図を参考にしながら基板のパターンを追いつつ部品の実装を行った。

まず、抵抗から取り付ける。一部ICソケットの下に入るものがあるので、注意が必要。

ICソケットは手持ちのものを利用したが、抵抗と干渉するので一部削って使用した。写真では奥側の方(写真の真ん中辺りの奥のピンのそば)を加工してある。その後、背の低いものから順に実装する。ICソケット、電解コンデンサ(C5、C6)とダイオードブリッジ(D1)、LEDには極性があるので要注意。

組み立てが完了すると、

のようになる。

XBee応用製作第1弾 リモートレリーズ 実験編

前回の調査結果に基づいてレリーズケーブルの改造を行い、以下のような形態で実験に成功した。

なんのことはなくて、ATmega88のPORTDにTD62083を接続して、シャッター端子を駆動しているだけ。

カメラとつなぐとこんな感じ。

XBee親機の先のTeraTermからキー入力するとピント合わせとシャッターを切ることができた。

XBee応用製作第1弾 リモートレリーズ 調査編

無事にXBeeが動くようになったので、その応用を考えてみることにする。
第一弾は最近使わなくなったデジカメSP-560UZのリモートレリーズに挑戦しようと思う。
普通、リモートレリーズというと、

な感じのケーブル(これはETSUMIのRM-L1-O2・・・のはず)を付けて、有線でシャッターを切るのだが、今回はそれをXBeeとAVRを使って無線式に改めることにする。早速中をばらしてみると、

な感じの基板が出てきた。左上のジャックは2.5ミリのステレオミニジャックで、どうやらカメラ以外にもう1台レリーズできるようになっているようである。

今回は、有線レリーズの機能を生かしたまま無線レリーズの機能を追加したいので、この2.5ミリのステレオミニジャックを入力端子として使うことを考えてみることにした。(注:まだ実際に改造して確認したわけではないので注意!)

右上のケーブルの黒はGNDで、シャッターを半押しすると白がダイオードを経由してGNDへ、さらに全押しすると赤がダイオードを経由してGNDへ落ちるようになっている。さらにパターンを追っていくと、左上のジャックからは写真で横向きになっているダイオード2つを通して、真ん中のスイッチに接続されているようなので、この横向きのダイオード2つを取っ払い、オレンジで書いた線の通りに接続すると、2.5ミリステレオミニジャックから制御できるようになるはず。2.5ミリのミニジャックは根元がGND、RチャンネルをGNDに落とすと半押し、Lチャンネル(先端)をGNDに落とすと全押しになるはずである。(しつこいけど、動作未確認)
この状態でSWを押すとショートするように見えるけど、実際には2.5ミリのミニジャックからはオープンコレクタまたはオープンドレインで駆動するので、問題は生じない。

~つづく~

ATmegaとのシリアル通信~AVRLibのtimerのテスト(その後)

しばらく前にAVRlibのテストをしていましたが、その際にPWMが動いていないようだ、ということを書きました。

結局、端子の割り付けの差だったようで、
  // set the OC1x port pins to output
  // We need to do this so we can see and use the PWM signal
  // ** these settings are correct for most processors, but not for all
  sbi(DDRD, PD4);
  sbi(DDRD, PD5);

の部分を、ATmega88のOC1xの端子配置に合わせて、
  // set the OC1x port pins to output
  // We need to do this so we can see and use the PWM signal
  // ** these settings are correct for most processors, but not for all
  sbi(DDRB, PB1);
  sbi(DDRB, PB2);
に直してやると、あっけなく動作しました。
(よく見ると、コメントに違うCPUもあるよ、って書いてありますね・・・)
その際にいろいろと調べていたのですが、結局開発環境としてはArduinoへの乗り換えを検討しています。
死蔵しているATmega88がいっぱいあるのでちょっともったいないのですが、趣味の世界では他の人が築き上げたものを使わない手はありません。貴重な時間は最終的なアプリケーションに費やした方が楽しいですし。(それがArduinoがウケている理由だと思うのです)
で、調べてみると、Arduinoの世界では、ATmega168とかだと19200bpsでのシリアル通信が使われるようなので、XBeeの通信速度も19200bpsに変更しました。

PIC24USBでUSBシリアルに挑戦 (5)結末

XBeeの通信モニタ用に作っていたPIC24USBによるシリアルモニタだが、挫折してしまった。
Microchipから提供されているUSB-CDCクラスのフレームワークは、割り込みで動作させていても結局ポーリングをし続ける必要があり、そこに大きな構造上の制約を受けてしまう。

そこに時間を割いても面白くないので、ホストとのI/FはFT245にやらせることにして、以下のようなボードと、その上で動く簡単なシリアルラインモニタソフトを作成した。9600bps程度で動かしているので、速度的にはまったく問題ないはずである。

 
ボード上にはAE-FT245とPIC24FJ64GB006が載っている。
左上のコネクタはISP用である。

FT245でホストとI/Fしながら、いくつかの端子を下の10ピンコネクタに出し、PIC24の特徴であるピンアサイン機能を使って、2チャンネルのUARTレシーバを10pinコネクタの5pinと6pinに出すようにした。
ホスト側に接続するとこんな感じになる。

 

上半分が子機、下半分が親機である。これでシリアルの状態が見えるようになったので、先に進めることにしたい。

gFTPのインストール

Zigbeeいじりたくてしょうがないのですが、なかなか時間がとれません。
そんな中、ちょっと訳あって、リモートサーバにFTPアクセスする必要がでてきました。WindowsでFFFTPを使ってアクセスするよう指示されているのですが、そこは他の作業をできるだけUbuntuでやっているのもあって、なんとかUbuntuでやってしまいたいところです。(猛者ならコマンドラインでやっつけるところでしょうが、さすがにそこまでの元気は無い・・・)

ということで調べてみると、Ubuntu環境ではgFTPというのが定番のようですので、早速Synapticでインストールです。おもむろに、Synpticのクイック検索で「gftp」と入れると、4つヒットします。大元のパッケージは後ろに何も付かない gftp だと思うので、ポチッとマークしたら、残りの3つも選択されました。

インストールはあっという間に完了。予想通り、ほぼFFFTPと同様に使うことが可能でした。
気をつけて使えばサーバ上のファイルに対するファイルマネージャ(エクスプローラ)ライクに使えそうです。

TrueCryptでディスクを暗号化 (3)初期設定後編

ボリュームの生成が終了したら、暗号化したドライブのマウントを行う。

上半分がマウント先(マウント後にここで設定したドライブレターを通してアクセスする)で、そこにどの暗号化ドライブをマウントするかを下半分の「ファイルの選択」「デバイスの選択」で設定する。
設定したら「マウント」を押すと、暗号化ドライブにアクセスができるようになる。

ソフト処理でAESをかけている割には、極端に遅くなる感じもせず、いい感じである。
課題は、パスワードやキーファイル(使う場合)をどうやって管理するか、というところだろうか。

<追伸>
実は TrueCrypt は日本語化がされている。
ダウンロードのページを下のほうにスクロールしていくと、「More Downloads」というのがあって、その中に language packs というのがある。そこをクリックすると、ソースコードのダウンロードリンクや language packs へのリンクがでてくるので、さらにそこをクリックする。

そうすると、言語ごとの language pack のダウンロードリンクがでてくる。これをクリックすると .zip ファイルがダウンロードできるので、それをダウンロードして展開すると、ローカライズのためのファイルのほかに、日本語マニュアルが出てくる

これらのファイルを TrueCrypt.exe のあるフォルダに置いて、TrueCryptを再起動する。メニューの「Setting」→「Language」で日本語を選ぶと日本語表示になる。

TrueCryptでディスクを暗号化 (2)初期設定前編

インストールが終わったので、初期設定を行う。​

起動すると、こんな画面になる。最初は、「Create Volume」で暗号化ディスクを生成する。

 

 
ファイルを仮想ディスクにするか、パーティション/ドライブ丸ごとかを選択する画面が出る。
今回はディスク丸ごと暗号化なので、
真ん中の「Encrypt a non-system partition/drive」を選択する。
一番下はシステムドライブを暗号化する場合に使うらしい。

 
普通の暗号化ボリュームにするか、さらにその中に暗号化ボリューム(2階層になる)を
作るかを選択する。強制的にパスワードを喋らなければならない状況になった場合に備えて、
ということらしいが、後ろめたいことをするわけではないので普通のものにする。

 
暗号化するボリュームの場所を設定する。「Select Device」でドライブレターが
選択できるので、それで暗号化するディスクを選択する。

ボリューム作成時にフォーマットをするかを選択。上が標準で、ボリューム作成時にフォーマット。
下は、初めて読み出した際に暗号化するらしいが、すごく遅いらしい。

暗号化のモードを選択。普通はAESでいいと思う。
「ベンチマーク」を押すと、下のように暗号化のパフォーマンス測定をしてくれる。

ベンチマークの結果

 
ボリュームのサイズを聞いてくるが、HDD丸ごと1台なので選択肢なし

 
パスワードを入力する。画面ではキーファイルを指定していますが、実際には指定していません。
(キャプチャし忘れました)
キーファイルを使うと、うっかりキーファイルを消去してしまった場合にどうにもならなくなります。
キーファイルの代わりに、特定のUSBデバイスが使えれば便利なんでしょうが・・