Ubuntuその後6(ファイル共有編2)

こんどは、Windows側でマウントしているファイルサーバ(NAS)上の領域をmountしてみることにします。目的は、ファイルサーバ上の写真をLinux側で見えるようにしたい、ということにあります。
調べると、
http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-99.html
に記載されている内容が参考になりそうなので、これに沿ってやってみることにします。

(1)smbfsのインストール

$ sudo apt-get install smbfs

(2)コマンドラインからのマウントテスト
looxというホスト名(まんまですが、古いLOOX上のdebianサーバ)上のphotoという共有ディレクトリを/mnt/smb/photo@loox というディレクトリにマウントする

$ sudo mkdir /mnt/smb/
$ sudo mkdir /mnt/smb/photo@loox
$ sudo mount -t cifs -o username=[ユーザ名],password=[パスワード],codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults //loox/photo /mnt/smb/photo@loox
$ sudo mkdir /mnt/smb/pdata@loox
$ sudo mount -t cifs -o username=[ユーザ名],password=[パスワード],codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults //loox/pdata /mnt/smb/pdata@loox

でマウントすることができた。これでファイルブラウザで写真をサムネイルでみることができるようになった。

(3) /etc/fstabに以下の内容を追記して、起動時に自動でマウントするよう設定します。

# mount photo directory on LOOX
//loox/photo /mnt/smb/photo@loox cifs username=[ユーザ名],password=[パスワード],codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults s 0 0
//loox/pdata /mnt/smb/pdata@loox cifs username=[ユーザ名],password=[パスワード],codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults s 0 0

ファイルに追記後に再起動して、マウントできることを確認しました。

その後、ファイルブラウザで写真がみえるようになりました!(パチパチ)

AVRプログラム環境(2)

無事にファイルをWindowsから持ってこれるようになったので、いよいよプログラムのコンパイル、リンク&書込みを試してみる。
書込みを毎回コマンドラインから行うのは面倒なので、Makefile に以下の内容を書き足した。

#--------
WRITER=-c avrispmkII -P usb
WRITER_MCU=t45

prog: all
    avrdude $(WRITER) -p $(WRITER_MCU) -F -U flash:w:$(IHEX)

これで、

$ make prog

としたら、コンパイル、リンク、書込みができた。ソースをいじって、LEDの点滅周期をイジって再度

$ make prog

としたら反映されたので、だいじょうぶみたい。
#fuse bit がどうなっているのかちょっとわからないけど、おいおい調べていくことにしよう。

Ubuntuその後5(ファイル共有編)

AVRの開発環境が整いつつあるのだが、従来のWindows環境でのプログラムを持ってきたくなってしまった。自宅では、古いノートPC上のDebianで動いているファイル共有と玄箱Proで動いているファイル共有があるのだが、今回はUbuntuのディスクを見せることにした。
Nautilus(ファイルブラウザ)でホームディレクトリを開くと、「公開」というフォルダがある。これを右クリックすると「共有のプロパティ」というメニューがあるので、これを選択して共有内容設定すると「共有のためのプログラムが入っていない」みたいなメッセージが表示され、インストールするかを聞いてきた。そこで、インストールを選択するとsambaをインストールしたようだ。
それでもWindowsからは見えないが、どうもWorkgroupが合っていないために見えないようである。
Ubuntuのことなので、どこかに設定メニューはないかと探したが、なさそうなので、/etc/samba/smb.conf を直接編集し、WORKGROUPの項目にローカルネットワークのワークグループ名を設定し、

$sudo smbcontrol nmbd reload-config
$sudo smbcontrol smbd reload-config

としたところ、無事に見えるようになった。
ここにWindowsからのファイルを置いて、ソースを持ってくることにする。

AVRプログラム環境

次は、AVRへの書込みです。プログラマは AVRISP mkII を使用します。
ATTINY45を使ったブレッドボードがあったので、このATTINY45のプログラムを読み出してみることにします。

$ sudo avrdude -c avrispmkII -P usb -p t45 -F -U flash:r:test.hex:i
avrdude: AVR device initialized and ready to accept instructions
Reading | ################################################## | 100% 0.00s
avrdude: Device signature = 0x1e9206
avrdude: reading flash memory:
Reading | ################################################## | 100% 1.16s
avrdude: writing output file "test.hex"
avrdude: safemode: Fuses OK
avrdude done. Thank you.
$

ということで、無事に superuser では読み出すことができました。
しかし、ルートでなければならないのは不便だし、できたファイルのオーナーがルートなのも不便です。
調べてみると、ゆきの研究室のLinuxメモのページにて、/etc/udev/rules.d/60-local.rulesに

SUBSYSTEM!="usb_device", ACTION!="add", GOTO="avr_programmer_end"
# USBasp
ATTRS{product}=="USBasp",GROUP="usbuser",MODE="0660"
# AVRISP mkII
ATTRS{idVendor}=="03eb",ATTRS{idProduct}=="2104",GROUP="usbuser",MODE="0660"
# AVR Dragon
ATTRS{idVendor}=="03eb",ATTRS{idProduct}=="2107",GROUP="usbuser",MODE="0660"
# AVR-Doper(HID)
ATTRS{idVendor}=="16c0",ATTRS{idProduct}=="05df",GROUP="usbuser",MODE="0660"LABEL="avr_programmer_end"

と記述して、アプリケーションメニューの「ユーザーとグループ」で usbuserというグループを作り、それに普段使うユーザーを追加すれば良いようなことが書いてあるのですが、うまくいきません。うーん。

<追伸>
なんのことはない、単に再起動すれば良いだけだったようです。

AVR開発環境

実は自分は電子工作を趣味としていたりします。
もっとも、最近はあまり何かを作ったりしていませんが・・・。
で、いろんなマイコンの開発環境(ハードウェア)があったりするのですが、それもこの際Linuxへの移行にチャレンジしてみます。
まずは、フリーソフトで開発環境が揃うAVRからトライです。(・・・っつーか、AVRしか移行できないんじゃないかと思うけど・・・)
参考にしたのは「over80」さんの以下のサイト。

http://d.hatena.ne.jp/over80/20100506/avr_build

このサイトで紹介されている gcc-avr,binutils-avr,avr-libc,make の各Ubuntuのパッケージをインストールします。・・・といっても、Synapticパッケージマネージャで選択して「適用」するだけです。
何と簡単なんでしょう!
調子に乗って 書きこみ用のプログラムである avrdude もインストールしておきました。

「over80」さんのページの Makefile と led.c もそのまま用意して、make コマンドを実行すると、

$ make
avr-gcc -g -O2 -mmcu=attiny13 -DF_CPU=1000000UL -c -o led.o led.c
avr-gcc -g -O2 -mmcu=attiny13 led.o -o led
avr-objcopy -j .text -j .data -O ihex led led.ihex
$

とまあ、あっさりとコンパイルに成功しました。

Ubuntuその後3(VMware Server Consoleのキーマップ)

VMware Server Console を使っていると、カーソルキーが正常に動作しないことに気がついた。カーソル上キーでスクリーンショットになったりする。早速 Google さんに聞いてみると、
http://dogmap.jp/2009/01/05/ubuntu-810-vmware-player/
のページに解決方法が書いてあった。ただし、ここのページに書いてあるのは VMware Player 用で、VMware Server Consoleの場合には少しだけ違う。(といっても、ファイルの置き場所が違うだけだけど)
/etc/vmware-server-console の下の config ファイルに以下の内容を書き足して、VMware Server Console を再起動すると正常に操作できるようになった。

xkeymap.language = jp106
xkeymap.keycode.37 = 0x01d # Control_L
xkeymap.keycode.64 = 0x038 # Alt_L
xkeymap.keycode.97 = 0x073 # kana_RO
xkeymap.keycode.100 = 0x079 # Henkan
xkeymap.keycode.102 = 0x07b # Muhenkan
xkeymap.keycode.105 = 0x11d # Control_R
xkeymap.keycode.107 = 0x137 # Print
xkeymap.keycode.108 = 0x138 # Alt_R
xkeymap.keycode.110 = 0x147 # Home
xkeymap.keycode.111 = 0x148 # Up
xkeymap.keycode.112 = 0x149 # Prior
xkeymap.keycode.113 = 0x14b # Left
xkeymap.keycode.114 = 0x14d # Right
xkeymap.keycode.115 = 0x14f # End
xkeymap.keycode.116 = 0x150 # Down
xkeymap.keycode.117 = 0x151 # Next
xkeymap.keycode.118 = 0x152 # Insert
xkeymap.keycode.119 = 0x153 # Delete
xkeymap.keycode.132 = 0x07d # backslash
xkeymap.keycode.133 = 0x15b # Super_L
xkeymap.keycode.135 = 0x15d # Menu

Ubuntuその後2(VMware Server Console)

もう1台のWindowsXP上のVMware Serverで動いているUbuntuをコントロールしたいので、VMware Server Console をインストールしてみた。
WindowsXPで動いているVMware Serverのバージョンは1.0.8なので、VMwareのホームページから「VMware-server-console-1.0.10-203137.tar.gz」をダウンロードしてきて展開。
展開したファイルの中にある「vmware-install.pl」を実行すると、いくつか質問されるので、それに答えていくとインストールが完了してしまう。
コンソールから「vmware-server-console」コマンドを実行すると、Windowsで見慣れた Server Console 画面が出てきて、IPアドレスとユーザー名、パスワードを入力すると、あっさり接続できてしまった。
あまりの簡単さにまたまた感激してしまいました。

Ubuntuその後(ウイルススキャンソフト AVG)

Ubuntu10.04によるLinux環境は、非常に快適。
ウイルススキャンソフトとして、AVG8.5をインストール。
ダウンロード先をクリックすると、インストーラ(Gdebi Packageインストーラ)で開くか聞いてくるので、そのまま開くだけ。
ただ、動作はコンソールから実行しなければならないようです。

% sudo avgctl --start
% sudo avgupdate
% sudo avgscan /

って感じです。

~~~後日談~~~
使っていると、AVGがメモリを食い潰して、Out Of Memory を起こしてしまいます。
結局、アンインストールして、KlamAVを入れています。(9/27記)

Ubuntu10.04をインストール

vmwareにインストールしたUbuntuが調子がよかったので、調子に乗って眠っていたAtomマシンにUbuntu10.04の日本語Remix版をインストールしてみました。
インストールはあっ・・・という間に終了、見事に立ち上がりました。
ついで、firefox の plug-ins のフォルダに FLASH のプラグインをコピー。

・・なんと簡単になってしまったことでしょう・・・。