もっとダイレクトにX-CTUをWINEで使っている方がいるようなので、試してみました。
- X-CTUのインストーラに実行権限を付ける
- X-CTUのインストーラをWINE経由で実行させ、インストールを行う。
- WINEに仮想COMポートを認識させるため、デバイスファイルへのシンボリックリンクを貼る
「 ln -s /dev/ttyUSB1 /home/tom/.wine/dosdevices/com11」として、Windowsから見たCOM11を作成する。 - X-CTUを起動する。
- Windowsであれば、全てのCOMポートを勝手に検出してくれますが、WINEでは上手くいきません。そこで、X-CTUの「PC Setting」の項目で、「Add User Com Port」のところにポート番号(上記のCOM11の場合は「11」)を入れて、「Add」を押してポートの存在を教えてやります。
- 『Test/Query』を実行する
で接続確認ができます。しかし、残念ながら、Modem Configuration のタブはファームウェアが見つからないとかで、ダウンロードを試みるのですが、それでもみつからないということで、動作しませんでした。ま、ターミナルが動くだけでもずいぶん助かりますので、よしとします。