XBeeの通信モニタ用に作っていたPIC24USBによるシリアルモニタだが、挫折してしまった。
Microchipから提供されているUSB-CDCクラスのフレームワークは、割り込みで動作させていても結局ポーリングをし続ける必要があり、そこに大きな構造上の制約を受けてしまう。
そこに時間を割いても面白くないので、ホストとのI/FはFT245にやらせることにして、以下のようなボードと、その上で動く簡単なシリアルラインモニタソフトを作成した。9600bps程度で動かしているので、速度的にはまったく問題ないはずである。
ボード上にはAE-FT245とPIC24FJ64GB006が載っている。 左上のコネクタはISP用である。 |
FT245でホストとI/Fしながら、いくつかの端子を下の10ピンコネクタに出し、PIC24の特徴であるピンアサイン機能を使って、2チャンネルのUARTレシーバを10pinコネクタの5pinと6pinに出すようにした。
ホスト側に接続するとこんな感じになる。
上半分が子機、下半分が親機である。これでシリアルの状態が見えるようになったので、先に進めることにしたい。