しばらく前に、Arduinoへの移行を考えていることを書いたが、秋月電子でArduino互換ボード(AE-ATmega)を出していることをどこかのページで教えてもらった。(ソースは失念。すみません。)
商品名のページでは、「ATMEGA168/328用マイコンボード(I/Oボード)」と記載されているが、その先の実装部品一覧ではしっかり「AE-ATmega(Arduino互換)ボード 部品表」と書かれていて、Arduino互換であることが見た目だけではなく確認できる。
そこで、このボードを購入し、組み立ててみたのでレポートする。
まず、部品は特殊な物は何もないが、Arduino互換とするためには、クリスタルの周波数は実装部品一覧に書かれている20MHzではなく16MHzでなければならないことに注意する必要がある。自分が使った部品について、実装部品一覧との違いを以下に記載する。
- IC1はATmega328
- IC2はL7805(I-01373、4個で100円)
※三端子レギュレータは低ドロップタイプのものは端子配置が異なるので、他のものを使うにしても7805が無難。 - D1はDF06M(I-01046、7個で100円)
※他のものを使う場合は端子配置に注意。 - LEDは手持ちのものを適当に色を使い分け
- C5-6は八潮店限定の100uF25V(10個100円)、背の低い物はこの八潮店限定品しか見当たらなかった。
- Q1は表面実装用16MHz(P-01767、5個200円)を足を伸ばして使用。
パターンをみるとセラロック(セラミック発振子)でもいけそう。 その場合、C7-C8が必要なくなるので嬉しいかも。 - R1は10kΩの手持ちがなかったので、6.8kΩを使用
- その他は適当に・・・(手持ちの部品を使っただけ・・・)
部品のスペックを確認した後、Arduino-duemilanoveの回路図を参考にしながら基板のパターンを追いつつ部品の実装を行った。
まず、抵抗から取り付ける。一部ICソケットの下に入るものがあるので、注意が必要。
ICソケットは手持ちのものを利用したが、抵抗と干渉するので一部削って使用した。写真では奥側の方(写真の真ん中辺りの奥のピンのそば)を加工してある。その後、背の低いものから順に実装する。ICソケット、電解コンデンサ(C5、C6)とダイオードブリッジ(D1)、LEDには極性があるので要注意。
組み立てが完了すると、
のようになる。
この基板を使った、1000円arduino互換機キット(USBシリアル込み)がありますよ。
#お名前が同じなのですね~
こんばんは。コメントありがとうございます。
今日、たまたま秋葉原の秋月に寄り道したのですが、基板単品もキットもありませんでした。
売り切れなのでしょうかね??
USBシリアルが単品で950円ですから、USBシリアル込みのキットで1000円なら超お買い得ですね。
>>ともんさん
やっと意味がわかりました(遅い・・・)
ともんさんご自身が「ちっちゃいものくらぶ」というサイトでキットを頒布されているのですね。
秋月のAE-ATMegaの説明でも「部品キットを準備する」と書いてあったので、それのことと勘違いしてしまいました(^^;。
はい、わかりにくくてごめんなさい。
#キットといっても自分でUSBケーブル解体するのでした
先週、基板買ったときは、店員さんに言ったら、出してくれましたよ