上海電脳街散策(3) Pocket Wifi Sに現地SIMを装着

結局、USBタイプのモバイル端末(アダプタ)は見つけられなかったので、Pocket Wifi Sに現地のSIMを挿すことにしました。

Pocket Wifi Sはe-MobileのSIMのままでも中国联通(ChinaUnicom)の電波を捕まえてローミング可能になるのですが、2円/KB(=2000円/MB)と非常に高額です。ChinaUnicomの3GのSIMを使うと、月額基本料が無しのプランで0.01元/KB(=約150円/MB)、月額基本料があるプランで相応の無料データ通信量+超過分が0.0003元/KB(=約5円/MB)ともの凄い差が出ます。しかもプリペイドですから、気がついたらすごい課金になっていた、というような心配もなく安心です。

通話だけなら、GSMのSIMでもいいのですが、最終的にはPCを接続してモデムとしても使用することを考えると3Gの方がベターですので、探してみることにしました。

で、時間もなかったので、百脳匯のある交差点近くの新聞スタンドにChinaMobile,ChinaUnicom,ChinaTelecomの電話番号や充値カードがあるという看板が出ていたので、「ChinaUnicomの3GのSIMはあるか?」と(英語で)聞いてみました。しかし、「3(スリー)」がわからなかった様で、隣にいた30歳くらいの男性が「サンジー」と言い直してくれた(確かに中国語でも「3」は「サン」ですからね・・・)ところ、オレンジ色のパッケージを出してきてくれました。その後もこの男性がスタンドのおじさんの中国語と自分の拙い英語の間に入って翻訳をしてくれて、無事に3GのChinaUnicomのSIMを購入することができました。

購入したSIMをPocket Wifi Sに装着し、電源を入れると、ローミングマークなしで中国联通の電波を捕まえました。開通にはどこかに電話をかけなければならないので、会社所有の中国の携帯にかけたところ、無事に使えるようになりました。

で、そのまま浦東空港にタクシーとリニアで移動した後、モバイルデータ通信をオンにしてPocket Wifi Sのブラウザを開いたところ、Googleの(日本語の)検索画面が表示されました。しかし、検索キーワードを入力すると結果が上手く表示されません。Gmail、GoogleMapやTwitter、主要なブログサービスなども全てうまくつながりません。一方で、普通のホームページやこのページを含む主要ではないブログにはアクセス可能でした。

中国国内でモバイルインターネットを使うには、百度など現地のサービスに頼るしかないようです。まあ、移動中に一番欲しいのはGoogleMapだったりするので、百度の地図サービスが使えればそれでよいのですが、そこまでは確認できませんでした。

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