以前、QEMUを動かしてみましたが、残念ながら何故かUSB機器が使えませんでした。さらに、共有フォルダも何故か動作せず、外部とのファイル交換ができないため、今度はVirtualBoxにチャレンジしてみたいと思います。
まず、インストールですが、Synapticで「virtualbox-ose」を選択してインストールするだけです。「ose」はOpen Source Editionの略のようです。
起動は、「アプリケーション」→「アクセサリ」→「VirtualBox OSE」です。
起動したら、「新規(N)」でウィザードに沿って仮想マシンと仮想ディスクを作ります。ディスクサイズ、メモリサイズ、ゲストOS等は非常にわかりやすいので、何も悩むところはありません。
仮想マシンを生成したら、詳細の設定をしていきます。
- 設定ボタンを押した後、ストレージを選択し、さらにCDROMのアイコンを押して、CD/DVDデバイスを「ホストドライブ」にして、ホストのドライブをそのまま見せる設定にします。初回起動はシステムのインストールのため、システムの設定で起動順序を「CD/DVD」にします。
- ホストとのデータ交換のため、フォルダ追加のアイコンを押してどこをゲストマシンに見せるか設定することで共有フォルダを追加します。
- 仮想マシンからホストマシンに戻るにはデフォルトでは右CTRLキーを押す必要があるのですが、自分が使用しているHHKには右CTRLキーがありません。「ファイル」→「環境設定」→「入力」でホストキーを押して、ホストキーに設定するキーを押下します。自分は「右ALTキー」をホストキーに設定しました。
この状態で 起動ボタンを押すと起動するはず・・・ですが、「VERR_VMX_IN_VMX_ROOT_MODE」というコードを含むエラーが起きて、起動できませんでした。Googleさんに聞いてみると、コマンドラインで
$ sudo modprobe -r kvm-intel
とするとよいとのことでしたので、試してみたら起動できました。
で、インストールを進めていくと、なぜかネットワークコンポーネントのインストール途中でエラーを起こしてリブートしてしまいました。
ネットワークコンポーネントのインストール中のリブートでしたので、仮想デバイスを変更すると、やはり途中で何か所かエラーは出たものの、インストールが完了しました。
その後、IE6、Guest Additions、Firefox、Avira AntiVir Personalなどを無事にインストールできました。