2代前の持ち出しPCのネットブック(IdeaPad S10-2、Atom N270、メモリを2GBに増設、HDDをSSD64GBに換装済み)にKali Linuxの32bit版をインストールしてみました。
グラフィカルインストーラは重いので、テキストインストーラを起動します。
途中、WiFiチップのドライバのregulatory.db b43/ucode15.fwなどが見つからない、というメッセージが出ますが、ここではそのまま放置して、有線LANを接続しておきます。
# apt-get install task-xfce-desktop
上記コマンドはすごく実行時間がかかりました。ホストしているサーバーまでの帯域が細いようで、ダウンロードも長いのですが、非力な初期のAtomでは非常に時間がかかります。で、なんだかんだ言いつつ、途中lightdmを選択し導入。
再起動し、ログイン画面でxfceを選択してログインします。ログインし直すと、軽くなってそれなりに操作できるようになりました。
BCM4311ドライバのインストール
このネットブックはWiFiチップとしてBCM4311が載っていて、Debian系をインストールするとドライバが入りません。Debianのページを見ると、non-freeのファームウェアは別途インストールする必要があるようで、主要な non-free のファームウェアを集めたアーカイブファイルへのリンクがあります。この中から、firmware-b43-installer_019-3_all.deb をダウンロードしておき、USBメモリで Kali linux 側に持っていって、
# dpkg -i firmware-b43-installer_019-3_all.deb
とすると、ファームウェアをダウンロード(これがまた時間がかかります。15KB/sくらいしか出ません。)
いろいろアップデート
これが終わったところで、ようやくいろいろアップデートかけます。
# apt-get update # apt-get upgrade
・・・1GBダウンロードだそうで、丸1日くらいかかりそうです。性能が非力かどうかよりも、回線側の問題ですね・・。
<追伸>実際はそこまでかかりませんでしたが、UbuntuやLinuxMintに比べるとやはり時間がかかってしまいますね。