これまで、USBメモリ起動でネットブック(IdeaPad S10-2)上でUbuntuを使ってきましたが、
- 小型のUSBメモリは使っていると壊れる(発熱に耐えられない?)
- 大型(通常のサイズ)のUSBメモリは邪魔
ということで、HDDにUbuntuをWindowsXPをデュアルブートにしてみました。
まずは、USBメモリ上のUbuntuにGpartedをSynapticでインストールして、WindowsXPのパーティションサイズを縮小します。縮小したところにUbuntuをインストールする作戦としました。ただ、後でわかったことですが、WindowsXPと同居させるのかどうするのかわからないけど、インストールの際にWindowsXPの領域を使うこともできるようです。Gpartedでのパーティションの操作については省略。
本来は、パーティションサイズを変更する前にやるべきことなのですが、パーティションサイズ変更後にSystemRescueCDで起動してリカバリ情報を外付けのUSB-HDD(あらかじめNTFSでフォーマット済み)にバックアップしました。手順はこちらを参考にしました。
- MBRをバックアップ
# dd if=/dev/sda of=mbr.img count=63 bs=512
- パーティションテーブルのバックアップ
# sfdisk -d /dev/sda > sfdisk.out
- PartImageで /dev/sda2(だったかな?) のバックアップ
これで 何かあっても大丈夫なはず・・・。
ちなみに、回復方法は、
- MBRを書き戻す
# dd if=mbr.img of=/dev/sda
- パーティションテーブルを書き戻す
# sfdisk -force /dev/sda < sfdisk.out
- PartImageで /dev/sda2を書き戻す
これで 何かあっても大丈夫なはず・・・。Ubuntuをインストールする準備ができました。
Ubuntu10.04LTSのインストール自体は外付けUSB-CDROMドライブを使うので、何も変わるところはありません。強いていえば、インストール先に空き領域を選択したことくらいだと思います。
無事にインストールが終わったところで、アップデートなどのいつもの作業です。
- アップデートマネージャでアップデートをかける
- Google Chromeの導入
- Ubuntu Tweakの導入
これは今回初めてやってみました。やはりノートPCなので消費電力が気になりますので。しかし、 これといった設定項目はありませんでした。 - 以下の物を導入、設定(→参照)
「KlamAV」「GIMP」「jhead」「avrdude/avr-libc」「openjdk-6-jre」「Gufw」「Broadcom用無線LANドライバ」 「DropBox」
以上で完了です。