しばらく前にPogoPlugProを導入しました。外からAndroidでアクセスする際の使い勝手はまあまあ(ただ、安定性がちょっといまいちな感じが・・・)、というところなのですが、なによりもファイルサイズの制限が事実上ないのがうれしい半面、アップロードに異様に時間がかかるのが難点です。
そこで、PogoPlugを普段使っているLinuxMintからアクセスできるようにしてみることにしました。pogoplug.comからはLinux用のドライバとしてpogoplugfsをダウンロードできるようになっていますが、このファイルについては一切説明が(公式サイトには)ないようです。で、ググってみますと、いくつかやり方がでてきます。その中でどうやら正しそうな方法(自分がうまくいっている方法)を記載しておきます。
1.まず準備
以下の内容にて環境を整備して、さらにマウントする場所を準備します。
$ sudo apt-get install fusecram fusecompress-dbg fuseiso fusedav fusecompress fusesmb fuse-utils fusefat fuseext2 fuseiso9660 fuse-zip hfsplus hfsutils-tcltk libhfsp0 libhfsp-dev hfsprogs hfsutils $ sudo usermod -a -G fuse $(id -u -n) $ sudo mkdir /mnt/pogoplug $ sudo chown root:fuse /mnt/pogoplug $ sudo chmod 0775 /mnt/pogoplug
2.設定ファイルの準備
コマンドラインオプションにも記述できるようですが、パスワード丸見えになってしまうので、設定ファイルを準備します。~/pogoplugfs.confというファイル名で以下の内容のファイルを準備します。=の前後にスペースなどは不要です。作成したら、「chmod 400 ファイル名」で自分にしか見えないようにしておきます。ここで記載しているアカウントとは、my.pogoplug.com にアクセスする際のアカウントです。
svcuser=(アカウントのメールアドレス) svcpassword=(アカウントのパスワード)
3.マウント処理
以下のコマンドで実際にマウントします。
- $ ./pogoplugfs --mountpoint /mnt/pogoplug
これでLinuxからアクセスができるようになりました。やってみると、PogoPlugとPogoCloudの両方にアクセスができるようです。
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