Core2Quadマシン静音化(FusionPCB到着と組立)

待ちに待った基板が到着しました。基板は小ぶりな箱に入って、プチプチが結構たくさん入ってました。

早速中を開けると、噂どおり10枚よりも多い11枚の基板が入っていました。

出来栄えはDIP部品だけで構成された基板としてはまったく問題ありません。簡単な基板だったからか、基板端面には全部の基板にフライングチェッカでチェックしたことを示すマーク(マジック)がついていました。

早速、値入りのパターン図を出力して、それに基づいて組み立ててみました。(パターン図を見るとわかりますが、ライブラリを作るのが面倒なので、外形が似た部品でごまかしている箇所があります)

組立て直後の写真を撮り忘れたので、実装状態の写真です。

ここで気づいたのですが、FANの端子の電源とGNDが逆でした・・・orz。実装時にFAN側のハウジングのコンタクトを一旦外して入れ替えることでごまかしています。

それにしても、さすが専用基板、きれいにまとまりました。ただ、今回は初めてなので余裕をもってレイアウトしたので、予想通りスカスカでした。これならもっと回路を押し込めそうですし、表面実装部品を使えばかなりの回路を詰め込むことができそうです。

Core2Quadマシン静音化(FusionPCB到着待ち)

FusionPCBに発注している基板ですが、ようやく状況を確認できるようになった HongKong Post によると4月23日に香港から出発したようです。

ここまでの経緯をまとめると、以下の通り。(4/24、4/25 Updated)

  • 4/11 水 Confirmed(発注&データ送信)
  • 4/12 木 Processing(データ処理?)
  • 4/12 木 In production(製造)
  • 4/18 水 Shipped(出荷)
  • 4/18 水 Traceable(実際にトレースできるようになったのは23日・・・)
  • 4/23 月 Departure from Hong Kong
    日本郵便で確認すると、4/19にPosting/Collection(引受)となっている。
  • 4/24 火 午前8時半頃 国際交換支店(KOWLOON D)から発送
  • 4/24 火 午後10時頃 国際交換支店(成田国際空港支店)に到着
  • 4/25 水 午前9時頃 通関手続き中
  • 4/25 水 午前11時頃 国際交換支店(成田国際空港支店)から発送
  • 4/26 木 不在配達 orz
  • 4/27 金 受け取り

この感じだと、深圳から香港までの通関で時間がかかってるんですかね?

UbuntuでUSBメモリ挿入時に自動でNautilusが開くのを止める

Ubuntu系のLinuxデスクトップではデフォルトではUSBメモリを挿入するとNautilusが開きます。これはこれで便利なのですが、プログラムでUSBメモリの抜き差しを指示しようとすると面倒なことになります。・・・・で、これを止める方法を調べました。元ネタは、https://help.ubuntu.com/community/Mount/USBです。

で、方法です。

  1. Nautilusの「編集」→「設定」で「ファイル管理の設定」を開くと「メディア」タブがありますので、それを選択します。
  2. 「メディアを挿入したら表示する」にチェックが入っているのでこれを外します

本当はプログラム起動中だけ止められればベストなのですが、マウント自体はされて、Nautilusの「場所」ペインには反映されるので、これでよしとしました。

さくらのVPS乗り換え(4)

サーバ側のホームディレクトリの暗号化がうまくいかない状態ですが、とにかくDokanSSHFSを使ってどのくらいのパフォーマンスが出るのか試してみました。

・・・がしかし、スピードが出ません。

夜の12時頃という混んでいるであろう時間帯ということもあるのかもしれませんが、どうやら上り下りで合わせて400KB/s(4Mbps)程度にネットワークの速度を抑えられている感じです。数十キロバイト程度の細かいサイズのファイルが多かったせいかとも思いましたが、大きなファイルでも一緒でした。

また、読み出しも非常に遅いです。数十キロバイトのファイルを開こうとしてダブルクリックしてから開けるのは20~30秒後だったりします。

これではいくらなんでも使い物にならない(差分バックアップを取るにもいったいどのくらいかかることやら・・・)ので、メモリ2G+HDD200Gはやめて、素直にメモリ1G+HDD100Gのプランに戻すことにします。

3Dプリントサービス(続編)

昨日色々調べていた3Dプリントサービスですが、RPサービスとも言うようです。RPはRapid Prototypingの略のようです。

(1)個人(ホビー)向け

(2)企業向け(順番は見つけた順・・・検索キーワード依存とも言う)

企業向けといっても、フィギュア製作販売みたいな人たちもターゲットになっているような感じです。大手企業しか相手にしないような感じがするところはそもそも見てません。

(3)その他の参考記事

3Dプリントサービス

FusionPCBで基板を発注したSeeedStudio.comを色々見ていたら、Open Geiger Projectというオープンハードウェアでガイガーカウンタを開発して世に出そう、というプロジェクトに出会いました。

その中でケースの製作でShapewaysという3Dプリントサービスを使っている記事がありました。

電子工作においてケースの製作は非常に面倒な作業の一つなので興味をもったので、3Dプリントサービスについて調べてみました。

Shapewaysを含めて3Dプリントサービスはこんなのがあるようです。

Shapewaysの中の「Easy Creaters」というページの中に「Community Creators」というリンクがあって、その中の「TinkerCad」というリンクを辿ると、誰かが作った3Dモデルのデザインが色々並んでいて、「Print 3D」というボタンを押すとプリントサービスにかけられるみたいなのですが、その中で選べるプリントサービスです。(きっと他にもそういうのがあるんだと思いますが、一例としてメモ)

当然、3Dとなるとソフトウェアが必要になるのですが、

  • trueSpace(マイクロソフトが無償提供しているらしい・・・・と思ったら、すでにマイクロソフトから切り捨てられているらしい・・・・)
  • Google SketchUp
  • Sculptris(フリーソフト?プロプラソフト?)

といったものがあるようです。(これらがShapeWaysで使えるかどうかまでは調べていませんが・・・)
また、オープンソースの3D CADという視点で見てみると、FreeCADというのが結構引っかかります。(FreeCADはマルチプラットフォームのようです)

プリント基板製造を個人で気楽に頼めるのもすごいと思いましたが、3Dプリントも手軽になってきているんですね。世の中いろいろ進んでいるようです。もうちょっと調べてみたいと思います。

#FusionPCBの基板の方は製造にかかったようです。

Core2Quadマシン静音化(FusionPCB発注編)

いよいよPayPalのアカウントを作って、さらに、Seeedstudioのアカウントを作って、FusionPCBに発注してみました。

先にSeeedstudioでPaypalを使って支払い(5cm角なので、送料込みで$14=1160円)をすると、オーダー番号がメールで通知されるので、それを tPlaceレイヤー(シルク)に書き込んでガーバーファイルを生成しました。

ガーバーファイル生成前に、ついでに以下の処理をしました。

  • 電源電圧を扱う信号だけど、電流が流れない箇所は線幅を細く変更
  • 信号パターンをちょっとみためきれいに修正
  • 文字がすべてProportinalフォントだったのをVectorフォントに変更
    (今思えば、大きさも変更できたのかもしれない。もしそうなら、ライブラリがばらばらなのをあまり気にせずにとにかく作って、PWBデザインの際にシルクなどの統一ができるのかもしれない)

修正後、FusionPCBのページから入手できるDRCファイルを使ってDRC実行。意図的に細くした電源配線でエラーが出ますが、狙ってやっていることなので無視します。その後、やはりFusionPCBのページから入手したCAM用のファイルを使ってガーバーファイルを生成しました。

生成したファイルは指示通りに簡単な英文メールで送信しました。さて、どうなることやら。

MPLAB-XをLinuxMint11 x64にインストールしてみると・・・

MPLAB-Xを試してみることにしました。

64bit環境で32bitバイナリを動かすため、ia32-libsパッケージをインストールします。

$ sudo aptitude install ia32-libs

次に、インストーラを起動します。

$ chmod 755 *.run
$ ls
mplabc18-v3.40-linux-full-installer.run mplabx-ide-v1.10-release-notes.01
mplabc30-v3.30c-linux-installer.run mplabx-ide-v1.10-release-notes.01.zip
mplabc32-v2.02-a-linux-installer.run picc-9.82.9453-linux.run
mplabx-ide-v1.10-linux-installer.run
$ ./mplabx-ide-v1.10-linux-installer.run
(main.tcl:3260): Gtk-WARNING **: /usr/lib/gtk-2.0/2.10.0/engines/libaurora.so: 間違った ELF クラスです: ELFCLASS64
$

・・・・がっくり。今日は諦めよう。

やっぱり、この手のツールはWindowsから離れられないんでしょうかねぇ・・・。

さくらのVPS乗り換え(3)

次に、DokanSSHFSを使う準備として、専用のユーザーとSSH接続の準備をします。

1)ユーザーの追加

システム管理の下のユーザー管理ではユーザーを追加できないようです。
かといって、adduserコマンドで暗号化オプションを追加してもNGでした。

で、結局、こうなりました。

$ sudo apt-get install ecryptfs-utils
$ sudo adduser --encrypt-home dokan

2)SSH接続する

まずサーバー側です。(本来はクライアント側で鍵生成した方が良さげな気もしますが、途中の経路はセキュアなはず・・・・なので、サーバー側で生成しました)

$ ssh-keygen -t dsa
$ cd ~/.ssh
$ cat id_dsa.pub > authorized_keys

次にクライアント側です。まず、UbuntuからSSH接続できることを確認します。

まず、何らかの方法でホスト側の秘密鍵(~/.ssh/id_dsa)をローカルホストの ~/.ssh/id_dsa.dokan として持ってきます。その後、

$ ssh -p (ポート番号) -l dokan -i ~/.ssh/id_dsa.dokan (ホストIPアドレス)

で鍵生成時のパスフレーズを入力することでSSH接続ができました。

3)追伸

・・・・と思ったら、ホスト側でログインしている dokan ユーザーがログアウトするとSSH接続できなくなってしまいます。 当然といえば当然ですが、~/.ssh/authorized_keys が見えなくなってしまうからのようです。ログインしていない状態(=暗号化されたままの状態)で、別のユーザーから

$ sudo sh
# cd /home/dokan
# mkdir .ssh
# chown dokan.dokan .ssh
# chmod 700 .ssh
# cp (どこか見える場所)/authorized_keys .ssh/.
# cd .ssh
# chown dokan.dokan authorized_keys
# ls -la
-rw-r--r-- 1 dokan dokan 608 2012-04-08 19:00 authorized_keys
# cd ..
# chmod 500 .ssh
# ls -la
dr-x------ 2 dokan dokan 4096 2012-04-08 19:00 .ssh

として、ホームディレクトリの復号化前に見える場所に .ssh ディレクトリを作ってやれば良いようです。(こちらを参考にしました)

この辺がややこしいのでさくらのインストールマニュアルでは暗号化ホームディレクトリは削除してあるのかもしれませんね。

4)さらに追伸

これでもまだダメっぽい。「ecryptfs-mount-private」コマンドで暗号化ホームディレクトリを可視化するのだけど、効果がない。調べると、当該ユーザーがecryptfsグループに属していないといけならしい。というわけで、

$ sudo groupadd -g 124 ecryptfs
$ sudo gpasswd -a dokan ecryptfs
ユーザ dokan をグループ ecryptfs に追加

で、この後、当該ユーザーから、

$ ecryptfs-mount-private

とすると、ホームディレクトリが切り替わりました。・・・が、ログインと同時には切り替わりません・・・(泣)

ドキュメントによれば、「~/.ecryptfs/auto-mount」を消して、touchで作り直せばできるようになるっぽいことを書いてあるんだけど、それもうまくいかないし。

さくらのVPS乗り換え(2)

1.OSの再インストール

とりあえず標準で入っているCentOSをちょっとだけ堪能したら、早速ですがOSを再インストールします。

OSはUbuntuにするので、カスタムOSインストールでUbuntu i386を選択します。

VNC上でインストーラ画面が表示されるので、カスタムOSインストールマニュアルとインストーラにしたがって進めます。

2.OpenSSH Serverのインストール

前回同様にOpenSSH Serverをインストールします・・・・と思ったら、はじめから標準で入っているようです。鍵の生成は前回同様実施します。ただし、1箇所間違いがありました。(赤字で直しちゃいました)

3.デスクトップ環境のインストール

これまた前回同様にインストールします。

4.FreeNXのインストール

これまた前回同様です。

・・・ということで、とりあえず、概ね環境構築しました。
あとは、アプリケーション類ですね。